【モデルプレス=2025/10/11】元HKT48で女優の兒玉遥が11日、都内で開催された自身初の自叙伝「1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日」(KADOKAWA)取材会に出席。赤裸々につづった自叙伝を出版するにあたり、葛藤があったことを明かした。【写真】兒玉遥、ノースリワンピから素肌輝く◆兒玉遥、出版への葛藤明かす「すごく悩みました」本書を発売するにあたり兒玉は「本当に出版していいのかって、私自身すごく悩みました」と吐露。「芸能やアイドルはたくさんの人の夢である職業なのに、私はその世界に入って心を壊しちゃって。社会復帰ができる自信がないぐらいまで弱っちゃったから、そんな姿をこんなに赤裸々に描いたものを世に出していいのかと。すごく葛藤もありました」と複雑な気持ちがあったことを明かした。それでも作品にしようと思った理由を兒玉は「応援してくださっている方や見てくださっている方に嘘のない自分でいたいと思いました。隠しているより話した方が自分の心も楽になるなって思ったので、作品にすることを決めました」と告白。「内容自体もそんなに明るく楽しい内容ではないんですが『歌もダンスもできない出来損ないがアイドルに合格してセンターに選ばれたら』っていう疑似体験をしてもらえるような作品になっているのかなと思いますし、今うつで悩んでいる方や、そんな方をサポートしている方にも、ちょっとした気付きや希望を届けられる作品になっていると思います」とアピールした。◆兒玉遥、初の自叙伝「1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日」本書は、HKT48時代に「はるっぴ」の愛称でファンに親しまれ、現在は俳優として活躍する兒玉の著書。彼女は、アイドル活動のさなか、うつ病を患い休業した経験を持つ。「元気な姿に戻れる確率は1割」。医者にそう言われた彼女は、いかにして乗り越えたのか? 2度の休業を経てたどり着いた境地とは?これまで語ってこなかった真相を赤裸々に綴っている。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】