刑事・桜木泉(上戸彩)の活躍を描いた、シーズン1“未解決事件”、シーズン2“潜入捜査”。元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村一樹)を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する”未然犯罪捜査班(通称・ミハン)の物語を展開したシーズン3とシーズン4――。本作は、そんな人気シリーズ「絶対零度」の最新作。
新たなる舞台は、情報犯罪特命対策室(通称:DICT<ディクト>)。高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす情報犯罪の犯人たちを追う捜査機関で、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かう。
真犯人の正体が見えない情報犯罪に立ち向かうため、警視庁の各課から選ばれたスペシャリストたちが、このDICTに集結する。
安田が演じるのは、内閣官房副長官・佐生新次郎。総理から一目置かれ、立場上マスコミに顔が出ないことを逆手に取り、各省庁との調整役を巧みに果たしている。警察庁から官邸に出向してきた過去を持ち、国内の治安、国家安全保障に関わる領域のプロフェッショナル。公安をはじめとする警察機構との太いパイプを駆使して官僚組織を自在に操る。一見すると誠実で忠実な官僚に見えるが、時折見せる沈黙や回避的な態度、そして言動の端々から、“何かを隠している”ような不穏な気配が漂う。DICTの立ち上げを総理とともに主導した人物で、二宮(沢口靖子)は佐生が選んだ人物ではなく、それ故に佐生は組織内での二宮の動きを注視している。
またDICTのメンバーとして、月9初登場の黒島が、逮捕権を持たないためメインルームに常駐し、サイバー空間から事件の本質に迫る調査官・清水紗枝。一ノ瀬が、データ分析に長けた巡査部長の南方睦郎。
馬場園が、チーム内に軽やかな空気と頼もしさをもたらす、元公安部で様々な人脈を持つ警部補の田辺智代。金田が、誰かになりすます演技力と即応力に長けている元公安部・外事警察課の巡査部長・掛川啓。松角が、捜査一課で殺人・強盗・組織犯罪など重大事件をいくつも担当してきたDICT室長で警視の早見浩を演じる。
そして板谷が演じるのは、DICTを佐生と発足させる総理大臣・桐谷杏子。政治に全てを捧げてきた結果、夫や娘との関係が希薄に。そんな杏子の娘・カナを演じるのが、沢口とは「科捜研の女season17」で共演した白本。母への反発心と寂しさが入り混じり、それ故の行動が悲劇を引き起こすことになる。
コメント
安田顕

黒島結菜

一ノ瀬颯

馬場園梓

金田哲

松角洋平

白本彩奈

板谷由夏

「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」は10月6日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。