本作のテーマは“生きる”。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の思いから始まった本作は、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、≪死者の国≫で再び、宿敵に復讐を果たそうとする物語。

細田監督作品としてはこれまで、『サマーウォーズ』でベルリン国際映画祭、『竜とそばかすの姫』でカンヌ国際映画祭(『未来のミライ』は監督週間)に選出されており、今回本作がヴェネチア国際映画祭に選出されたことで、世界三大国際映画祭全てに選出されたことになる。
公式上映の前に実施されたフォトコールとプレスカンファレンス(公式記者会見)を合わせると、120人以上の海外メディアの記者や報道関係者が集まり、世界から高い注目と期待が寄せられていることが伺えた。
現地時間の9月4日、映画祭のメイン会場である「パラッツォ・デル・シネマ」にある「Sala Grande」(サラ・グランデ)にて行われた本作の公式上映。これに先立ち、本映画祭初参加となる細田監督、芦田、岡田の3人が、レッドカーペットに登場。





『果てしなきスカーレット』は11月21日(金)より公開。