【モデルプレス=2025/07/29】俳優の今井翼が、映画『月のこおり』(11月21日公開)で主演を務めることが決定。モデルのすみれと大人の恋愛模様を描く。【写真】今井翼“人生初カット”ヘアスタイルが話題◆今井翼、映画「月のこおり」主演決定本作は、すべての物事には、いつか終わりが訪れる。まばゆいほどに美しい始まりの瞬間。そして、消えてしまう前の一瞬に、再び美しく放たれる最後の光。決して溶けることのない月面の氷のように、消え去ってしまう一瞬を捉えた写真のように、ずっと変わらずにいられたなら。そんな想いを抱えながらも、誰もが経験する“始まりと終わり”を描く物語。北海道・札幌を舞台に、写真の最初の1枚と最後の1枚をテーマに綴られる、新たな大人のラブストーリーとなっている。主人公の写真家北村竜次を演じるのは、『TELL ME ~hideと見た景色~』(22)で映画初主演を果たし、近年、大人の役者としての魅力が増す今井。妻子がありながらも、特別な気持ちを抱えながら、1人のジャズシンガーの女性の成長をカメラに収め続ける、内なる葛藤を抱えた男を見事に好演した。ジャズシンガーとして、そして1人の女性として成長していく小春を演じるのは、すみれ。ハリウッド映画への出演経験もあり、歌手としても活躍するすみれが劇中で麗しいジャズの歌声を披露する。まるでジャズクラブにいるような圧巻の歌唱シーンが見どころとなっている。伝えられない気持ちを歌にのせて、感情豊かに歌いあげ、観る者を魅了する。東京で暮らす竜次の妻を演じるのは、宮地真緒、娘は深尾あむが好演。札幌で開催するようになる個展ギャラリーのオーナー吉岡を実力派俳優近藤芳正が演じ、脇を固める。監督・脚本を務めたのは、作詞作曲家、シンガー、映画監督、脚本家をこなすマルチクリエーターの堂野アキノリ氏。『KATACHI』(22)、『右へいってしまった人』(23)に続く監督3作目となる。堂野監督作品ならではの音楽をふんだんに取り入れた作品に仕上がっている。作中のギャラリーに並ぶ写真は2006年にマドンナ、2011年に安室奈美恵を撮影したシンガポール出身の写真家レスリー・キーが撮影したものを使用している。今回解禁となったポスタービジュアルでは、写真家として1人の女性の成長を見守る竜次、彼が見つめる先には眩しいほど光り輝くジャズシンガーの小春。彼らが紡ぐ想いが言葉ではなく、互いの写真家、歌手という垣根を超えた芸術の中で表現されていることを感じることができる構成に仕上がった。また、世界で活躍する写真家レスリー・キーが本作のために撮り下ろした写真を贅沢に使用し、本作が芸術×恋愛の魅惑の融合作品であることが一目で伝わるデザインとなっている。(modelpress編集部)◆「月のこおり」あらすじ写真家の北村竜次は、北海道・札幌のとある専門学校で特別講師として写真の講義をした際に、ジャズシンガーを目指す1人の生徒・小春と出会う。歌っている姿を撮ってほしいと頼まれた竜次は、ジャズクラブに小春のライブを見に行き、その才能にすっかり惚れこむ。東京で妻と娘と暮らす竜次だが、それ以来、毎年、小春を撮った写真の個展を札幌で開催するようになる。小春のステージの写真を撮り続け、9回目の個展を開催した春。ギャラリーのオーナーである吉岡から、ギャラリーを閉めることを伝えられた竜次と小春は、毎年続いてきた撮り・撮られる関係に終わりが来るかもしれないことを予感する。一抹の寂しさを抱えながら、小春はステージに立ち、秘めた気持ちを込めた歌を観客に届ける。そんな小春の姿を、竜次は黙々とカメラに収め続ける。9年間、少しずつ変わっていく小春の姿をカメラに収め続けてきた竜次。会うたびに、小春から就職や結婚の報告を受け、彼女の人生が進展していることを感じていた。だが、個展の最終日に小春の専門学校時代の友人らが現れ、実は小春が結婚していないことを知る。個展を終え、東京へ戻っても、竜次の悶々とした気持ちは消えない。そんな折、娘は一人暮らしを始めることになり、妻からは離婚を切り出される。ずっと蓋をしてきた自分の本当の気持ちと向き合い、竜次が出す答えとは。【Not Sponsored 記事】