林遣都、月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』ベテラン児童福祉司役で見せるあたたかい演技 | NewsCafe

林遣都、月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』ベテラン児童福祉司役で見せるあたたかい演技

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林遣都、月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』ベテラン児童福祉司役で見せるあたたかい演技

現在放送中のドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)に出演している林遣都。同作では、主人公の指導係となるベテラン児童福祉司役を務めており、その芝居に第1話放送時から注目が集まった。本記事では、林のこれまでの主な活躍を取り上げつつ、初出演となった月9ドラマでの演技にも触れ、その魅力を紐解きたい。

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林は2007年に主演映画『バッテリー』で俳優デビューを果たし、その年の多くの新人賞を受賞。社会現象を巻き起こした人気作『おっさんずラブ』シリーズ(テレビ朝日系)では、イケメンで家事・料理も完璧な“ドS”の後輩・牧凌太役を演じ、多くの人を虜にした。他にも、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(2019年~2020年)や日曜劇場『VIVANT』(2023年/TBS系)など、話題作への出演が絶えず、実力派俳優として多方面で存在感を放っている。

そんな林が現在出演しているのが、海辺の児童相談所を舞台にしたヒューマンドラマ『明日はもっと、いい日になる』だ。林が演じているのは、所轄刑事から児童相談所へ出向してきた主人公・夏井翼(福原遥)の指導を担当するベテラン児童福祉司・蔵田総介。公式コメントでは“児童相談所で働く人の思いを背負い、代弁する立場”と蔵田について語り、「自分のお芝居云々というよりは、最初はやはりそこの部分をしっかりと届けられるように、演じられたらいいなと思っています」と真摯な姿勢を見せている。

蔵田は人一倍強い正義感が空回りしがちな翼に対し、時に厳しい言葉を投げかける先輩という役どころ。第1話では、虐待の疑いがある家庭をめぐって意見が衝突する中、「児相の仕事は親の罪を暴くことじゃないですよ、刑事さん」と翼をたしなめ、それでも食い下がる彼女に対応の難しさを説きながら、「もう戻ってかまいません。正義感の扱い方も知らない人を現場に連れてくのは危ないんで」と言い放つ姿が描かれた。

その一方、蔵田が子供たちと一緒にふざけて遊ぶ場面も1話にはあり、そのとっつきにくさの裏には、子供に対する確かな愛情があることがうかがえる。SNSでは、「言葉は厳しいけどそれだけではないものを感じた」「信念と責任感を持って仕事してる人」「いい人なの伝わってくる」といった声があがっており、視聴者にもその役柄の魅力が伝わったようだ。プライベートでは2児の父でもある林の経験に裏打ちされた柔らかさが、役柄に人間味を添えているのではないだろうか。

民放公式テレビ配信サービス「TVer」で第1話の再生数が100万回を突破するなど、好調なスタートを切った『明日はもっと、いい日になる』。同作の今後の展開と共に、林のあたたかみのある演技にも注目だ。


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