【TGCジャカルタ2025/現地レポート】FRUITS ZIPPER、しなこに大歓声 ジャカルタの歌姫たちもパワフルなステージで魅了 | NewsCafe

【TGCジャカルタ2025/現地レポート】FRUITS ZIPPER、しなこに大歓声 ジャカルタの歌姫たちもパワフルなステージで魅了

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
「Kao presents TGC Jakarta 2025」(C)Kao presents TGC Jakarta 2025
【モデルプレス=2025/07/10】「Kao presents TGC Jakarta 2025」が7月5日と6日、インドネシア・ジャカルタのPlenary Hall, Jakarta Convention Centerで開催され、2日間で約7500人が来場した。テーマは「A STAGE FOR EVERY WOMAN TO SHINE(すべての女性が輝けるステージ)。インドネシアの女性たちの多様な才能にスポットを当てるとともに、アイドルやアニメをはじめとする日本発のカルチャーを体感できる、世界と日本をつなぐ新たなTGCとなった。

【写真】FRUITS ZIPPER、初ジャカルタでランウェイ

◆初開催のトップを飾ったのは元JKT48・仲川遥香 FRUITS ZIPPERが海外で初ランウェイ

イベントのオープニングを飾ったのは、TGCがプロデュースする「TGC SPECIAL COLLECTION produced by TOKYO GIRLS COLLECTION」。“アイドルカルチャー×ファッション”をショーテーマに、日本とインドネシアをつなぐ華やかな演出で、2012年から2016年までJKT48として活動、現在はインドネシアを拠点にタレントとして活躍する仲川遥香がトップバッターを飾り、続いて現代の日本のアイドルカルチャーを牽引するFRUITS ZIPPERのメンバーが登場した。

1日目のショーのテーマは「NEW KAWAII KIMONO」日本の伝統的なファッション、着物とリアルクローズが融合したルックで、幕開けに相応しい唯一無二の華やかなコレクションを披露した。2日目は「TOKYO NEW KAWAII」をテーマに、FRUITS ZIPPERそれぞれのメンバーカラーを取り入れながら、東京の最旬トレンドを反映したルックがランウェイを彩った。

櫻井優衣は「海外で初めてのランウェイでとっても楽しかったです」と笑顔。ジャカルタでやってみたいことは?」という質問に、真中まなは「インドネシア語でコール&レスポンスしてみたい!」と答え、その場で実際に挑戦。現地の観客と一体となり盛り上げた。2日目のトップバッターは松本かれんが務め、鎮西寿々歌は「今日はメンバーカラーを取り入れたかわいいコーデをしていただきました。みなさん、かわいいですか~?」と呼びかけ歓声を浴びた。

◆インドネシアのトップデザイナー×人気パフォーマーの華麗なコラボ4ステージ

【Vidi Aldiano × Hartono Gan】
Hartono Ganは「女性のエンパワーメント」をテーマに、力強く洗練されたコレクションを披露。テーラリングが美しいジェンダーニュートラルなパワースーツは、ロックなエッセンスも取り入れた印象的な仕上がりだった。音楽活動15年以上の節目を迎えたVidi Aldianoがライブパフォーマンスと共に登場し、Aimee Saras、Tamara Dai、Hend Wangらをミューズに迎えてコレクションを紹介した。

【Alika Islamadina、Audrey Tapiheru、Rangga Moela × TS The Label】
Tities SapoetraによるTS The Labelは、エッジィなシルエットとコンテンポラリーな美学、迷路のようなモチーフが印象的なブランドで、自信と自己表現をテーマに構成された。Alika Islamadina、Audrey Tapiheru、Rangga Moela、Rewind Bandがライブを披露し、Mikaila Patritz、Louise Anastasya、PaulaVerhoeven、Karina Nadilaらがモデルとして登場した。

【Isyana Sarasvati × Alexalexa】
スポーティでストリートテイストなデザインが特徴のalex[a]lexaコレクションでは、若者のカルチャーを反映したエネルギッシュなスタイルを披露。映画「下妻物語」からインスピレーション得たコレクションををIsyana Sarasvatiが纏って登場し、フレッシュな魅力で会場を沸かせた。さらにAyla DimitriやTasya Kissty、Sigi wimalaらもランウェイで最新ルックを披露した。

【Lyodra × DANJYO HIYOJI】
Dana MaulanaによるDANJYO HIYOJIのカラフルで大胆なストリートウェアは、若者の個性と自信、エネルギーを象徴するデザインで、このステージではDJユニットNada Serodja(Nadja Seinda & Jeanneta Sanfadelia)、Kreasi Mardikaによる伝統舞踊、マーチングバンドが融合し、インドネシアの伝統と現代文化が交差するパフォーマンスが展開。Tasya Farasya、Yasamin Jasem、Adit Marciano、Samo Rafaelら人気ミューズが登場し、最後にはLyodraがブランドの煌びやかなパープルドレスを纏い、圧巻のライブでフィナーレを飾った。

◆FRUITS ZIPPERとしなこがインドネシア・ジャカルタで初ライブパフォーマンス

日本からの出演アーティストとしてFRUITS ZIPPERが両日、しなこが6日に、ジャカルタで初ライブパフォーマンスを披露した。グローバルでも話題を呼ぶ代表曲「わたしの一番かわいいところ」「NEW KAWAII」をはじめ、2日間で「かがみ」「フルーツバスケット」「完璧主義で☆」「Going」「RADIO GALAXY」「超めでたいソング~こんなに幸せでいいのかな~」の全8曲を披露し、2日目のライブでは仲川瑠夏が「FRUITS ZIPPERです!レッツエンジョイ!」と元気にスタート。ジャカルタの観客にダンスをレクチャーしてパフォーマンス中に一緒に踊った。

メンバーもそれぞれ歌詞の一部をインドネシア語に変え、鎮西寿々歌は「NEW KAWAII」の「新しい」のパートをインドネシア語で「バルー」と歌い、松本かれんは「あれかわいいそれかわいいって言うけれど、私はジャカルタのみんなにテリマカシー(ありがとう)って思います!」と歌唱して観客の心を掴む一幕も。パフォーマンスが終わるとメンバー全員が「テリマカシー(ありがとう)」と挨拶し、観客からは大歓声が沸き上がった。ジャカルタの地へも“NEW KAWAII”カルチャーは届き、現地ファンからの歓声が響き渡るステージになった。

原宿系クリエイターとして人気を集め、リリースする楽曲がバイラルし続けるしなこは、しなこらしさ全開の楽曲を披露し、トークパートはすべてインドネシア語で披露し会場を盛り上げた。しなこのデビュー曲「しなこワールド」からスタートし、MCでは「今⽇はこの素敵なステージに立ててとてもうれしいです!」と笑顔で語り、続けてお菓子をテーマにした楽曲「グミキュンプリンセス」「マシュマロパンチ」を披露した。

さらに「日本のカルチャー“パラパラ”の動きにも注目してください!」とインドネシア語で呼びかけ、懐かしさと新しさが融合した歯磨きソング「歯ラ歯ラ」をパフォーマンス。ジャカルタの子どもたちも一緒にダンスを踊る様子も見られた。インドネシア語で「このステージをきっかけに皆さんに出会えて嬉しかったです!」とメッセージを送り、最後までポジティブでエネルギッシュなステージが観客の心を惹きつけた。

◆「KAO × SOE Jakarta 」ではスカウトキャラバンTOP20が決定

Vidi Aldianoのスペシャルショーパフォーマンスも。 Monique SoeriaatmadjaのSOE Jakartaによる「KAO × SOE Jakarta」コレクションでは、手織りの伝統的なインドネシアの織物を現代的な解釈で再構築し、地元職人と協働した作品がランウェイにお披露目。Vidi Aldianoが再び登場し、Agatha PricillaやTGCファイナリストTOP20による特別ランウェイも披露した。

◆ステージ上でしんちゃんが観客に熱烈ファンサ

世界中で愛されるデフォルメフィギュア「ねんどろいど」が会場内ブースに登場。注目のブースは「グッドスマイルカンパニー」と「クレヨンしんちゃん」が登場。2025年7月4日にジャカルタの劇場で公開された最新作『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』のトレーラーや世界観を紹介。来場者は恐竜コスチュームを着たしんちゃんのマスコットと一緒に写真を撮るために列を作るほどの盛り上がり。世界的に人気でとりわけアジア地域での人気が高く、子どもから大人まで幅広い層に愛されているしんちゃんはステージにも登場し、ランウェイ中はファンサービスが満載だった。

表情パーツや手足パーツを交換して、思い思いのポーズを楽しむことができるグッドスマイルカンパニーが展開するアクションフィギュアシリーズ「ねんどろいど」シリーズは、大きな頭と小さな体、カスタマイズ可能な表情やポーズが魅力。ブースでは日本発のカルチャーアイコンとして、鬼滅の刃、葬送のフリーレン、初音ミク、星のカービィなどのキャラクターが可愛らしい表情と自由なポージングで多くの来場者の注目を集めた。

◆駐インドネシア日本国大使と駐インドネシアフランス大使が来場

正木靖・駐インドネシア日本国大使および、Fabien Penone(ファビエン・ペノン)・駐インドネシアフランス大使が来場し、FRUITS ZIPPERおよびしなこへ激励のメッセージを贈った。正木大使は「日本とインドネシアのこのような文化交流は、今後もぜひ継続していってほしい」とコメント。またファッションを通じたインドネシアとの文化交流にも積極的に取り組んでいるファビエン大使は「このような取り組みをさらに進めていきましょう」と力強いメッセージを寄せた。(modelpress編集部)

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