なかには、足腰が弱くなってきた祖母が、孫との遊びに全力で取り組む姿を見た方もいるようで……。
今回MOREDOORでは、祖父母と孫の微笑ましいエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
Fさんに場合
祖母(70代)は、3歳の孫に完全に夢中です。
以前は足腰が弱くなってきたと言っていましたが、孫が「ばぁば、遊ぼう」と言うと、しゃがんでおままごとに全力で参加しています。
お菓子作りも、以前は控えていたにも関わらず、「孫のためなら」と張り切って手作りしている様子には驚かされました。
一方、孫も「おばあちゃん、帰らないで」と泣いてすがるほど、祖母の事が大好きです。
仲が深まったきっかけとは……
実家に家族で遊びに行ったある日曜の午後のことです。
外は雨で外遊びができずに孫が退屈そうにしていた時、祖母が「じゃあ、おままごとしよっか」と提案しました。
最初は遠慮がちだった祖母も徐々に夢中になり、ぬいぐるみに「ごはんですよ〜」と話しかける姿を見て、私たちは思わず笑ってしまいました。特別な出来事は何もなかったけれど、その日の光景は今でも鮮明に覚えており、忘れられません。
生き生きとした祖母の姿に……
遊び終わった後、孫が「おばあちゃん、また来てね」と言って祖母にぎゅっと抱きつきました。その姿に祖母もうるっとして、「またすぐ来るからね」と何度も約束しました。
帰る時は玄関で何度も手を振り合い、祖母は「こんなに慕ってくれるなんて」と感慨深げに話していました。
翌日には、「次はどんなおもちゃを用意しようか」と早くも楽しみにしており、孫との時間が祖母にとって生きがいとなっています。
孫の存在がこんなにも人を元気づけることを実感し、ふたりを見ているとただただ温かい気持ちになり、「こういう時間って本当に大切だな」と心から感じました。
この経験を通じて……
年齢を重ねても「誰かに必要とされること」が生きる力になるんだということでした。
祖母は、孫とのふれあいを通して表情が一気に明るくなり、動きも軽やかになったように見えます。
そして、自分自身も子どもや親の関係を育てていく立場になったのだと実感しました。
家族のなかで自然に役割がめぐり、支え合っていることに、改めてありがたさを感じています。
(50歳/会社員)
祖母と孫の関係に感動
祖母と孫が室内の遊びで絆を深めるエピソードをご紹介しました。
一緒に遊んだことをきっかけに、祖母と孫はお互いにとって大切な存在になることができたようですね。
皆さんは家族とのほっこりエピソードはありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)
▶【電車内で】こども「ねえ、着いたー?」母「まだだよ」→次の駅に着いた瞬間、こどもの可愛すぎる言葉に「朝から癒された」
▶【お風呂で…】息子「パパの背中汚れてるね」父「汚いか?ごめんな」次の瞬間、”予想外の発言”に『明日からも頑張れる』
▶【プールで】姉「なんか黒いもの洗ってるよ〜」その言葉に”違和感”。様子を見にいくと⇒2歳の衝撃行動に「ハッとした」