【モデルプレス=2025/06/11】2023年7月期に放送されたTBS系日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン)の続編が、2026年の「日曜劇場」枠にて放送決定(時期未定)。2025年6月11日、同局系朝の情報番組『THE TIME,』にて発表後、主演の堺雅人と福澤克雄監督が取材会に出席した。【写真】「VIVANT」続編、新たなモニュメントに異変◆堺雅人、生放送出演直後に取材会応じる生放送直後の取材会はフォトセッションからスタートし、堺は睨んだ表情から朗らかな笑顔、腕を組むポーズなど様々なリクエストに柔軟に応じた。堺は続編制作決定を受け「やるなら早くやってほしいなという思いがありました。1日でも早く、1年でも早くやりたいなと思っていたので、こういうお話をいただいてとても嬉しいです。今はもう本当にみんなで走り抜けることだけを考えているので」と喜びを語った。続編の見どころについて、話せる範囲でと聞かれると「伏線として気になっていたところが、僕も台本読みながら何もほとんどいただいてるんですけど、こういうことだったのか」と気付きがあったという。「謎だとも思ってもみなかったことが気になっていたなということに『言われてみればそこはちょっと気になってたな』っていうことを改めて気づくような内容だった」と伝えていた。「もう1回前作見て、もう1回見ていただくと、とても楽しいんじゃないかな」と呼びかけ「あの時に、あの人達があんな事やってたんだということを楽しめる台本になっています」と話し「もう1回気持ちを2023年5月に戻して、その物語を生きたいなと思います」と意気込んだ。一方で福澤監督は「見どころは…もう見どころばっかり」とにっこり。「本当に続編ができてよかったです。テレビドラマはしょぼいしょぼいと言われていて『やるしかない』と思って作っていて」と覚悟を持って制作した作品であると伝えていた。◆堺雅人「VIVANT」続編台本は驚きの連続台本を読んで「こんなに喋るのか」「えー!わっからねー!意味が分からない!」と驚きの連続だったという堺。「複雑に入り組んでるので『待って待って』と。まずサラッと読めるんですよ。『うわ面白かった』って読めるんだけど『待てよ』と。『何月何日の何時の話だ。何月何日の何時はあの人はどこにいるんだ。あの人がここにいるってことは。それ俺知ってるのか?知らないのか?知ってるわ。知ってるんだったらこれこんな顔してるのかな』とか」と考えをいくらでも巡らせることができるとし「もう暇つぶしに持ってこいですね。本当にずっと読んでられます」と笑った。他にも「この人たちは僕がこの職業についてるのどの段階で知ってたんだろう」「前のシーズンの台本読み返したけど、だからこの時僕が2人いるってことにこの人は気づいてたのか」など、考察は膨らみ「コアなファンの方々がDVDを片っ端から見るような感じに近い。楽しくて、でも辛くて」と正直な心境を吐露。「辛いというか、掘っても掘っても解剖しても解剖しても生きた神経がまだそこにあるというか」と張り巡らされた伏線の多さに「もう一大サーガですね」と表現していた。◆堺雅人主演「VIVANT」2023年7月から9月にかけて放送された「VIVANT」は、主人公のエリート商社マン・乃木憂助(堺)が別班(国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う自衛隊直轄の非公認組織)として、生き別れた実の父親であるノゴーン・ベキ(役所広司)がリーダーを務めるテロ組織・テントに迫っていく物語。阿部寛、松坂桃李、二階堂ふみ、二宮和也など豪華俳優陣が集結した。ハイクオリティな映像美に加え、伏線が張り巡らされたストーリーが回を追うごとに話題を呼び、放送直後にその伏線を考察するSNSが飛び交うなど社会現象に。また、最終回には続編を示唆させるような描写も散りばめられており、キャストや視聴者からは続編を待望する声が多く上がっていた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】