学研エル・スタッフィングは、「朝起きられない不登校の中高生~起立性調節障害の理解と向き合い方」と題した無料オンラインセミナーを2025年5月30日と31日に開催する。セミナーはZoomを使用し、起立性調節障害に関する事例や仕組み、家庭での支援方法について解説する。 学研ホールディングスのグループ会社である学研エル・スタッフィングが展開する学研WILL学園では、不登校や発達障害の傾向がある児童生徒を広く受け入れている。例年、在校生徒の30%から40%が起立性調節障害を併発しているという。保護者からは「無気力に見える」「夕方になると元気になるため病気とは思えない」といった相談が寄せられる一方で、子供たちは「親が自分の気持ちをわかってくれない」「朝は本当に頭が痛い」といった不満を抱えているという。 家庭内での理解が進まないと、家庭内の衝突が増え、完治までの期間が長引くこともある。今回のセミナーでは、こうしたケースの事例を紹介しながら、起立性調節障害の仕組みや向き合い方について説明する。セミナーは1時間程度で、参加費は無料。事前申込が必要で、定員は50名となっている。 登壇者は、学研WILL学園および訪問支援室の統括責任者である佐藤佑一郎氏。佐藤氏は自身も不登校経験があり、大学在学中に不登校支援NPO法人を設立した経歴を持つ。学研エル・スタッフィングの前身であるタートル・スタディスタッフに入社後、関西訪問支援室の新規設置を主導し、通信制サポート校・フリースクールの学研WILL学園大阪梅田キャンパスを新規開校した。 学研WILL学園は、通信制サポート校とフリースクールが一体となった新しい形のサポート校で、小学6年生から高校生までの生徒を受け入れている。「人間が生きていくために必要な“積極的に行おうとする力”を養い、真に自立した人間を社会に送り出す」をモットーに、不登校や発達障害の傾向がある児童生徒の進級・進学・登校復帰を支援している。 学研の家庭教師訪問支援室では、不登校や発達障害の児童生徒を専門にサポートしており、学習指導だけでなく生活指導にも力を入れている。多くの生徒を難関校・進学校に送り出してきた実績がある。◆朝起きられない不登校の中高生~起立性調節障害の理解と向き合い方日時:2025年5月30日(金)18:00-19:00、2025年5月31日(土)18:00-19:00 ※2回とも同じ内容会場:Zoomウェビナー対象:不登校、発達障害の傾向がある子供を持つ保護者募集人数:50名締切:定員になり次第締切参加費:無料申込方法:Webサイトより申し込む