綾瀬はるか“理想の最期”語る 共感したセリフも告白「具現化してくれた」【ひとりでしにたい】 | NewsCafe

綾瀬はるか“理想の最期”語る 共感したセリフも告白「具現化してくれた」【ひとりでしにたい】

社会 ニュース
「ひとりでしにたい」取材会に出席した綾瀬はるか(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/05/28】女優の綾瀬はるかが5月28日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた6月21日スタートの土曜ドラマ「ひとりでしにたい」(総合テレビ 毎週土曜夜10:00〜10:45/再放送:総合テレビ 毎週水曜午前0:35〜1:20 ※全6回)の取材会に、制作統括の高城朝子氏とともに出席した。

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◆綾瀬はるか“理想の最期”語る

文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した漫画「ひとりでしにたい」。「死」と「笑い」の融合した類い希なる「笑って読める終活ギャグマンガ」と評されたカレー沢薫氏の原作を、大河ドラマ「青天を衝け」、連続テレビ小説「あさが来た」の大森美香氏による脚本で、綾瀬を主演に迎えてドラマ化。綾瀬は、未婚・子なしの一人暮らしを謳歌していたが、憧れていたキャリアウーマンの伯母が孤独死をしたことをきっかけに、焦って婚活を始めたが撃沈し、年下の同僚・那須田優弥(佐野勇斗)から「結婚すれば安心って昭和の発想ですよね」とバッサリ切り捨てられ、婚活から180度方向転換をして終活について考え始める主人公の山口鳴海を演じる。

本作に出演したことで、自身の今後の人生について考えたことはあるか尋ねられた綾瀬は「死を考えて、それを受け入れることによって、1人でさらによりよく人生を生きていこう、せっかく生まれてきたので、その人生をまず自分の足で立って楽しもう、ちゃんと生きようみたいな部分を演じて、私も鳴海みたいにもっと楽しもうって背中を押されるドラマになったなと思っています」とコメント。劇中では綾瀬が歌って踊るシーンもあるが「ダンス経験はそんなになかったんですけど、曲も覚えやすかったので練習からすごく楽しかったです(笑)。盛り上がってやっていました」と笑顔を見せた。

続けて、鳴海のセリフ「若い頃は自由と思っていたことが、歳をとると孤独と不安に変わる」を実感することはあるか尋ねられると「鳴海ちゃんと同じくらいの35歳くらいから、20代の頃とは違うんだなと、初めて死を意識し出したくらいの年齢かもしれないですね。“いつかみんな死んじゃうんだ”みたいなことを感じ始めて」「自分で決めているようで人生の流れってある程度決まっているのかなとか、そういういろんなことを考えたりして、あのセリフは自分がなんとなくモヤモヤと持っていることを鳴海ちゃんが言葉にして具現化してくれて、やっぱりそうだよねって共感しました」とコメント。身近な人が亡くなったことで、死というものを捉え出したそうで、自身の理想の最期について聞かれると「わあ楽しかった!はははっ!みたいな感じだと最高ですよね(笑)。笑っていたらいいなと思います」と答えた。

◆綾瀬はるか「ひとりでしにたい」出演を決めた理由とは

本作への出演を決めた理由を聞かれると「漫画を読んでいて、すごく共感できることが多いというところと、誰しもが死に向かっていくというところで不安になるという部分も勉強になることが多くて、主人公の鳴海というキャラクターがオタ活していてキラキラしていたかと思えば、鬼の形相になったり、常に顔が変わって奮闘しているところがすごく魅力的だなと思って、脚本とプロットもいただいてこれなら演じてみたいなと思いました」と告白。役柄のどの辺に共感したのか聞かれると「30代後半の女性の不安になる心情だったり、自分がこう思っているけど世間はそうじゃないんだな、みたいなことを感じたり悩み出して、鳴海みたいな気持ちになったことがあるなって思いました」と明かしていた。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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