【モデルプレス=2025/05/21】日向坂46が5月21日に14thシングル「Love yourself!」をリリース。モデルプレスでは三期生の森本茉莉(もりもと・まりぃ/21)にインタビューを行い、新体制への想いや同期との関係性などを語ってもらった。【写真】日向坂46森本茉莉、先輩メンバーと密着◆森本茉莉が感じた小坂菜緒の逞しさ― 一期生が全員卒業してから1発目のシングルとなる今作。最初に聴いた際の印象から教えてください。森本:自分の中では「キュン」「ドレミソラシド」のような“ザ・夏曲”な印象です。恋愛がテーマの楽曲が来ると思っていたので、応援ソングだったのは意外だったんですけど、新体制として1発目のシングルなので、この曲を聞いて私たち自身も鼓舞されますし、聴いてくれる方にも寄り添うような、今にぴったりな曲だと思います。― MV(ミュージックビデオ)はどんなテイストになりましたか?森本:13thシングル「卒業写真だけが知ってる」のときが、ちょっと切なさもある感じだったように、いつもMVを撮影するときは曲に合わせた表情やテーマが存在するんですけど、今回は日向坂46のメンバー1人ひとりの良さを最大限に届けることを考えてくださって、何か1つの決まりがあるわけではなく、クールな表情もあれば笑顔もあり、メンバーの素の可愛さをがっつりお届けできたと思います。「ありのままの自分を愛しなさい」ということを強く伝えているので、等身大の姿はピッタリかなと思います。― 新体制として二期生~四期生までの全20名が参加していますが、森本さんにとってセンターを務める小坂菜緒さんはどう見えていますか? 森本:小坂さんが7thのシングル「僕なんか」で復帰されてセンターに立っていたときは、一期生の先輩たちにの支えも大きいのかなといった印象だったのですが、先日の「6回目のひな誕祭」で佐々木久美さんの卒業セレモニーを行ったときに「日向坂46は任せてください」とはっきりおっしゃっている姿を見て、元々尊敬できる先輩なんですがより一層逞しく見えました。「ついてきて!」という姿勢がより強く伝わりました。「Love yourself!」は自分たちが自信を持てていないと届けられない楽曲だと思うので、小坂さん自身にもこのグループ引っ張っていかなきゃいけないんだという責任感があるのかなと伝わってきます。◆森本茉莉、後輩への想い― 森本さん自身は前作に引き続き選抜。今作に経験が活きていること、反対に反省点として活かしていることがあればお聞きしたいです。森本:前回のシングルは、すごく満足な活動ができたかって言われるとちょっと…。音楽番組に出演させていただいたり、自分が好きな旅行に関係するお仕事も出来たり嬉しいことも多かったですけど、気持ち的には先輩たちが卒業されることへの寂しさが大きくて、100%前だけを見て活動できたかって言われると、そうは言い切れないです。でも、今回は五期生も入ってきて、これからアイドル活動が始まっていく子たちと一緒にいると自分の活動も鼓舞してもらえる感じがしています。後ろからどんどん背中を押してもらえる感じがするので、また1歩気合いを入れて頑張っていきたいです。― 辛い別れを乗り越えて、新たな出会いが力になっているんですね。森本:すごく大きい存在です。後輩たちには悔いのない活動をしてほしいし、後輩たちにはモチベーション高く活動してほしいので、私たちも引っ張っていかなきゃいけないなと思いました。◆森本茉莉の変化「もっとポジティブに考えてもいいのかな」― 新体制となり、グループの雰囲気の変化を感じる瞬間はありますか?森本:それぞれ寂しい気持ちはあると思うんですけど、それと同じぐらい先輩方が抜けた分まで私たちが頑張らなきゃという気持ちが個々で強くなっているとも感じます。いつも一期生さんが楽屋で明るい雰囲気を作ってくれていて、その雰囲気を繋いでいこうと今は四期生が率先して明るく気力溢れる感じにしてくれようとしているのが伝わります。二期生さんは「やりたいようにやりなさい」みたいに、お姉さん的なポジションで見守ってくれています。― 森本さん含め、三期生はどういう立ち位置になっていますか?森本:(キャプテンだった)久美さんが卒業して同期の高橋未来虹(※「高」正しくは「はしごだか」)が新たにキャプテンに就任したとき、久美さんから「三期生がこれからグループを引っ張っていく人になるんだよ」と言っていただきました。正直、自分自身ではそこまでの器じゃないのかなと考えたこともあったんですけど、今はそういうことを考えることが自分の、さらにはグループの後退にも繋がってしまいそうなので、先輩方と一緒に過ごしてきた時間で築いてきたものに自信を持って、今の自分のらしさを貫いて頑張っていきたいと思っています。― 森本さんの中で、先輩たちの卒業はかなり影響があったんですね。森本:私はファンとして外からひらがなけやき(けやき坂46)と日向坂46を見ていた時期があるので、先輩方が抜けて私たちが中心の期になっていくことで、グループのイメージが変わっていくことがなんか悲しいなって思っていたんです。でも、一期生さんが「三期生は一期生と似たものを感じる」って何度も言ってくださったし、私たちの活動を楽しみにしてくれているので、今抱えている不安はグループが大好きな気持ちがあるからこそ生まれたものだから、もっとポジティブに考えてもいいのかなって思えるようになりました。◆「この4人で良かった」三期生の絆― 三期生同士でグループについて話すことはあるんですか?森本:昨年ぐらいからプライベートでも過ごす時間が増えているんですが、グループ活動のことについて話すことは多くはないです。ただ高橋未来虹ちゃんがキャプテンに選ばれたときに「キャプテンだからって背負いこみすぎないで、私たちと一緒に重りを共有しようね」みたいな話はしました。それもあってそれぞれの責任感がより強まっている感じはします。― 三期生は4人。他の期に比べると少ないですが、“4人の三期生”だからこそ良かったなと思う瞬間は?森本:この4人で良かったなっていうのは本当に強く思っています。4人という人数よりも、お互いリスペクトできるメンバーなので、一緒に同期として活動できることがすごく嬉しいです。― ちなみに、なんで昨年から一緒の時間が増えたのでしょうか?森本:私は、今まで自分たちの期が力不足だと感じてしまっていたんです。でも、ファンの方が、三期生ライブが見たいって言ってくれて、ハッシュタグを作って投稿してくれて、それを見て力をもらっていました。そういうファンの方の発信のおかげで三期生でラジオのお仕事をしたり、「TIF TOKYO IDOL FESTIVAL」に4人で出演したり出来たので、今までちょっと遠慮していたけど、目標を口に出していった方がいいなと思って、共有するタイミングが増えたのがその時期でした。― ファンの方の後押しがあったが大きいんですね。森本:そういう機会を作ってくれたのは本当に感謝しかないです。自分のやりたいことや目標は口に出した方が良いということは頭では分かっていたんですけど、そうするための自信を持たせてくれたのはファンの方が声を上げてくれたからです。★インタビュー後編では、自身のアイドルとしての変化について、さらには夢を叶える秘訣について語っている。(modelpress編集部)◆日向坂46・14thシングル「Love yourself!」日向坂46にとって通算14枚目のシングル「Love yourself!」。一期生が全員卒業してから一発目のシングルとなり、二期生・小坂菜緒がセンターを務め、二期生~四期生までの全20人が参加している。ジャケットアートワークのテーマは「JOY!JOY!!JOY!!!」。日向坂46のライブ前の円陣でも使用されている合言葉「空まで届け!ぽかぽかキュン」というフレーズから着想を得て「色とりどりの風船と共に彼女たちのハッピーオーラが沢山の人に届きますように」という願いが込められている。◆森本茉莉(もりもと・まりぃ)プロフィール生年月日:2004年2月23日/星座:うお座/身長:162.4cm/出身地:東京都/血液型:A型【Not Sponsored 記事】