「胸の違和感、我慢しないで」薬剤師が教える、更年期に効く“やさしいケア”の選び方 | NewsCafe

「胸の違和感、我慢しないで」薬剤師が教える、更年期に効く“やさしいケア”の選び方

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「胸の違和感、我慢しないで」薬剤師が教える、更年期に効く“やさしいケア”の選び方

今回は、更年期女性の胸の違和感の対策法について「あんしん漢方」の薬剤師、清水みゆきさんに教えてもらいました。

更年期で胸が張るときのセルフケア

Photo:O-DAN

病気ではないとわかっても、胸の張りが続くとつらいものです。
そんなときは、すぐにできるセルフケアを取り入れて、日常がラクになるよう整えていきましょう。

1.冷え対策

からだが冷えると血流が悪くなり、胸の張りが強まることがあります。普段から、温かい飲み物をとる、湯船にしっかり入るなどして、からだを温めて血流をよくする習慣を心がけましょう。

2.下着の見直し

サイズや素材が合わない下着や、硬いワイヤー入りの下着は、胸の不快感を強めることもあります。
やわらかい素材のものやワイヤーなしの下着に替えるだけでも、胸まわりの不快感が軽くなるでしょう。

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更年期の症状には漢方薬もおすすめ

Photo:O-DAN

更年期女性の胸の張りや痛みの悩みには、漢方薬の活用もおすすめです。

自然の生薬を組み合わせた漢方薬は、自律神経やホルモンバランスの乱れなど心とからだ全体のバランスを整えるのを得意としています。
そのため、胸の張りや痛みだけでなく、イライラや冷え、ホットフラッシュなど更年期に伴うさまざまな不調にも同時にアプローチすることができます。

・加味逍遥散(かみしょうようさん) ストレスやイライラ、不眠、ホットフラッシュなどがある方におすすめの漢方薬です。
気の巡りを整えて、血行を促進し、ホルモンバランスの乱れによる胸の張りをやわらげます。

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)血の巡りが悪く、冷えや肩こり、下腹部の張り感などを伴うタイプの方に適しています。

血の滞りを改善することで、胸の痛みや張りの緩和が期待できます。

よりよい効果を実感するためには、一人ひとりの体質や状態に合った漢方薬を選ぶことがとても大切です。

合わないものを選んでしまうと、効果が十分に得られないばかりか、副作用が出てしまうこともあるため、注意が必要です。
「自分にぴったりの漢方薬がわからない」という方には、オンラインで専門家に相談できる「あんしん漢方(オンラインAI漢方)」をおすすめします。
自分に合った漢方薬を見つけるお手伝いをしてくれるので、安心して始めることができますよ。

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胸の違和感、ひとりで我慢していませんか?

Photo:O-DAN

胸の張りや痛みが続くのは、更年期のホルモンバランスの変化が影響しているかもしれません。

ひとりで悩まずに専門家に相談してみませんか?
漢方薬でからだの内側からやさしくバランスを整えて、毎日を笑顔で過ごしていきましょう。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師 
清水みゆき

漢方薬・生薬認定薬剤師、JAMHA認定ハーバルセラピスト。製薬企業の研究所員を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。現在も漢方調剤薬局で薬剤師として在勤しながら「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp


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