Sal Jiang先生の物語をドラマ化して1年。日本に生きる女好きの女と、初恋街道を爆走する女のすれ違いの毎日を沢山の方に愛していただき、「その後のあやひろ」を紡ぐ機会に恵まれました。両想いになるまでの物語は多くありますが、長く長く続いていく「両想いの後のレズビアンカップル」をドラマで描けることに大きな幸せを感じます。朝起きるだけで、メイクをするだけで、パンをかじるだけで、隣に好きな人いることが幸せで、けれど約束のない関係に、いいようのない不安がやってくることもある。大きく変わりゆく社会の中で、どんな自分で、誰と生きていきたいか。はちゃめちゃだけど切実な、彩香と弘子の愛おしい毎日が、誰かの迷えるあの時期の、もしくは誰かの今この瞬間の、道標になればと信じています。強い情熱と柔らかな優しさを併せ持つ加藤史帆さんと森カンナさんは、今日もお祭りを繰り広げています(笑)。彩香、弘子、お帰りなさい!