「会社の顔として肌コンデイションを保つ必要がある化粧品メーカーのPR職の女性は、ホットフラッシュとどう戦っているのか?」ナリス化粧品広報のYさんに詳しくお話を聞きました。
だが、じつは「コンシーラー」は「使い方がわからない」という声が多いアイテムだった!

スタイリーク シークレットトーン コンシーラー(01/ライトベージュ&オレンジ)2,750円(税込)大抵の悩みをカバーする万能の2色。
地元ではPR職同士のつながりがあり、メイクがわからないという悩みを解決するために相談会を開いてみんなで新製品のトライアルをしたりするそうなのですが、同世代にいちばん質問されるのは「コンシーラーの選び方」なのだそう。
「使い方がわからないし、どの色を選べばいいのかもわからない。色のバリエの多い外資のカウンターに出向けば、カッコいいお兄さんがタッチアップしている姿が目に入って余計気おくれしちゃう。よく、私たちカウンターに通う力が弱っていくよね、って話になります(笑)。昔使っていたコンシーラーを思い出して買ってみてもなんだかカバーできないし、そもそもコンシーラーって全面のっぺりするよねと誤ったイメージを持っている人も本当に多くて」
全面べったり、のっぺりにさせないために重要なのが「点々と少量だけ使うこと」と横谷さん。「使い方がわかるとベースメイクがめっちゃ楽しくなるんですけどね!」とのこと。ちょっと待って私からも質問です、コンシーラーってファンデーションの前ですか?後ですか?
「前と後、両方の場合があります。毛穴をコンシールするか、色をコンシールするかで順番が違うと覚えてください」
まず、毛穴を隠すプライマーは乳液のすぐあとに使います。毛穴の凹凸を埋め、より肌に近いところをしっかりとフラットにするのが大事なのだそう。そのあとに下地や日焼け止めを塗ります。コンシーラーはこのあと。
「コンシーラーもいろいろなタイプがありますが、同世代には筆でピンポイントで塗る練りタイプのものがおすすめ。縦長容器のチップタイプのものはテクスチャがゆるいので、広くは塗れるが定着が難しいのです。ブラシでシミの上だけにちょんちょんと米粒大乗せ、指でとんとん上からごく軽くたたいて伸ばしてカバー。その上からファンデーションかパウダーを塗ってください」
コンシーラーの色はどのような目安で選べばいいのでしょうか?
「シミの色が濃い場合は、『肌よりちょっと濃いくらいの色』のほうがナチュラルに隠せます。そこまで濃くないなら、お手元のファンデーションくらいの色。逆に、自分の肌色より明るいものは選ばなくていいでしょう。若いころにコンシーラーをハイライター兼用で使っていた人は明るい色を選びがちですが、更年期世代は迷ったらちょっと暗めだなと思うトーンを選ぶのが正解。ご自身の肌と同じ色か、もう少し暗い色でもいいくらいです」
コロナ禍が進めてくれた技術革新が「更年期世代の強い味方」になっている
こうしたベースメイクのバリエーションが増えた背景には、開発技術の向上もあります。コロナ禍以降はマスクで擦れても蒸れても落ちない、定着率の高いファンデーションの需要がぐんと増えたのだそう。
「口紅もファンデーションも、もうこれ以上は上がらないというところまで来ていた技術を、乾いたタオルをさらに絞るような思いでもう一段階上げざるを得なかったんですね。たとえば落ちない口紅を作るならばツヤはこれ以上はあきらめるしかないというスタンスだったところに、いやツヤも出してくれというより高い要望の圧がかかりました。結果的にこれがベースメイクアイテムを含めた技術向上にもつながり、天井をさらに上げられたのです」
ベースメイクが落ちやすく、常に塗り直す必要がある更年期世代には耳よりなことに、肌に伸ばすと「過去感じたことがない不思議なサラサラ感」に変化するだけでなく、凹凸も埋めるため自然な素肌感を整えてくれる日焼け止めもこの春発売、大ヒット中です。
「サラサラ感が持続するのはホットフラッシュ世代には大きなメリットです。いちいち拭き取らなくても上から重ねてオンしていけますから、心理的ハードルが下がるのです」

by365 パウダリー UVクリーム トーンアップ 60g 参考価格990円(税込)
現在、日焼け止めや下地は薄くのびてツヤが出るものが主流ですが、あまり伸びすぎるとブロック効果が完全に機能しない可能性もありそう。大ヒット日焼け止め、「by365」に配合されている新機軸の「ぽてさらポリマー」はしっかりと厚みを持たせて肌に乗せられるいっぽう、重さを感じないように肌の上でパウダー状に替わるテクスチャにしたのだそう。
「塗り重ねやすいうえ、高いUVガード力も期待できます。下地として使う場合、無色ですので服についても汚さず、いいことだらけ。更年期世代だけでなく、真夏の酷暑下で何度も塗り直したいときもこれなら大丈夫。このように、誰かのニッチな悩みに真摯に応えていくと、その周辺の意外な皆様の悩みにも同時に応えられるようになる、これが私たちの大事にしているものづくりです」
つづき>>>コスメのプロは更年期の「ホットフラッシュによる汗崩れ」をどう防いでる?「崩れる前提ですべてを作っています」