エイベックス・アライアンス&パートナーズは、小学生の習い事と満足度に関する意識調査を実施した。調査の結果、親世代の習い事と比べてダンスの人気が高まっていることが明らかになった。 調査は全国30~49歳の小学生に習い事をさせている親と全国30~49歳の小学生にダンスを習わせている親を対象に実施し、618人の回答を得た。子供の習い事の目的や満足度、親世代との違いを探った。 調査によると、子供に習わせたい習い事として「ダンス」「体操教室」「プログラミング・ロボット教室」が親世代の習い事と比べて躍進している。特にダンスは、子供自身が習い始めるきっかけとなるケースが74%にのぼり、親世代の習い事と比較して人気が高まっている。ダンスを習うことで「社交的になった」「人前で堂々とするようになった」「自己肯定感が上がった」などの評価が高く、非認知能力の向上に寄与していることがわかった。 習い事の満足度に関しては、「学習塾」が94%でもっとも高く、「ダンス」は「バスケットボール・ミニバス」と並び92%で2番目に高い結果となった。また、ダンスを習っている親の方が、習っていない親よりも30ポイント以上高い割合でダンスの印象が良いと回答している。子供がダンスを始めてから印象が変わったと答えた親は81.7%にのぼり、子供の成長が感じられることが大きな要因となっている。 調査結果を受けて、古坂大魔王は「今はAIの時代。プログラミングなどの言語を学ぶことが必要なのかなと感じています。また、一般的にも『運動をすると、脳の成長に繋がる』と言われているので、勉強ももちろん大事ですが、身体を動かす環境を作ってあげることが大切だと思っています。子供たちも身体を動かしたいし、遊びたい。その要素に加えて、ダンスやスイミングは越えなければいけない壁(プログラム)も設定され、目標があることにより、子供にとっても楽しいと感じられるのではないかなと思います」とコメントしている。