現在公開中の映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』と5月1日に公開される『女神降臨 After プロポーズ編』で主演を務めるKoki,。新世代のニューヒロインとも言える彼女がラブコメディに挑戦しているということで注目を集めている印象だ。そこで本記事では、Koki,のこれまでの活動を振り返りつつ、『女神降臨』での演技とその反響にも触れ、女優としての魅力を深掘りしたい。
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2018年、15歳でファッション雑誌「ELLE japon」の表紙を飾り、衝撃的なモデルデビューを果たしたKoki,。その後、数々の世界的ブランドのアンバサダーに就任し、パリ・コレクションにも参加するなど、モデルとして国内外で活躍してきた。さらに2021年には映画デビュー作『牛首村』で主演を務め、ブルーリボン賞新人賞を受賞するなど、俳優としても活躍。2025年には、アイスランド・イギリス合作の『TOUCH／タッチ』や『Tornado（原題）』と海外作品への出演も続き、次世代を担う女優として期待が高まっている。
そんな彼女が主演を務める『女神降臨』は、韓国発の大ヒットWEBマンガを映画化した作品。Koki,が演じているのは、すっぴんに強いコンプレックスを抱える主人公・谷川麗奈で、メイクによって“女神”のような美貌を手に入れ、転校先で理想の高校生活を送ろうとするが、ある日その秘密を同級生に知られてしまうというラブコメディ作品だ。Koki,は『女神降臨 Before 高校デビュー編』の完成披露試写会に登壇した際、麗奈の役作りについて、「メイクの時とすっぴんの時が対照的で、すっぴんの時は眼鏡をかけているんです。麗奈の歩き方や姿勢、仕草を工夫して演じていました」と語っている。また、共演者の渡邊圭祐は同作の初日舞台挨拶にて、「すごくストイックに役に向き合ってるなっていうのは本読みの時から感じてた」と太鼓判を押しており、彼女が麗奈という役を演じるためひたむきな努力を重ねていたことがうかがえる。
前編にあたる“高校デビュー編”公開後は、すっぴんの秘密を知られまいと奮闘する麗奈の感情を豊かに表現したラブコメらしい演技に注目が集まっており、映画を視聴したSNSユーザーからは、「表情が豊かで良かった」「コミカルな演技がマッチしていた」「めちゃ演技うまかった」といった声があがっている。主人公の多面的な表情を通じて新たな魅力を見せたKoki,だが、“なりたい自分”を諦めず恋と夢を追いかける主人公の姿には、モデルや女優として活動する彼女自身の歩みが重なって見える部分もあり、ポジティブなエネルギーあふれるこの作品に勇気をもらっている人も多いのではないだろうか。
5月1日には後編にあたる『女神降臨 After プロポーズ編』の公開が予定されており、Koki,の演技に対する注目度はますますアップしていきそうだ。映画主演という大役を経て、彼女が女優としてさらなる飛躍を見せてくれることを期待したい。
