昨年放送された学園ドラマ『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)での好演が記憶に新しい松田元太。Travis Japanのメンバーとして音楽活動でも注目を集める一方、近年は俳優としての評価も着実に高まっており、4月8日スタート予定のドラマ『人事の人見』(フジテレビ系)では主演を務める。そこで本記事では、松田のこれまでの俳優業を振り返りながら、『人事の人見』の注目ポイントも紹介したい。
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2022年にTravis Japanのメンバーとしてグローバルメジャーデビューを果たし、活躍を見せている松田。近年は俳優としても存在感を発揮しており、昨年放送のドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系)では、家庭教師のアルバイト先で出会った専業主婦を誘惑し、やがて危険な恋に溺れていく大学生・大原耕二を体当たりで熱演。さらに前述の『ビリオン×スクール』でも、成績不良の問題児だが、根はまっすぐな人間味あふれる生徒・紺野直斗を演じ、作中では涙の演技にも挑戦して視聴者を唸らせた。
そんな松田が単独主演を務める新作ドラマが『人事の人見』だ。同作は、“人事部”に焦点を当てた痛快オフィスエンターテイメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公と会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロインが、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら「現代人の悩み」に立ち向かっていく物語だ。松田が演じるのは、海外からヘッドハンティングされたといううわさで鳴り物入りでやってきたが、実際には人事に関する知識は皆無に等しい“おバカでピュアすぎる男”の人見廉だ。
人好きな人見は常識にとらわれない男で、突拍子もない解決策を提案すると、なぜか結果的に問題を解決したり、相談者の悩みを解きほぐしたりするという役どころ。そんな人見という役について、松田自身も、「“松田元太だな!”と思いました。自分と重ね合わせながら、演じられる役でありながら、その中に意外なギャップがあったり」と語りつつ、「見てくれた人が助けられたり、勇気づけられたり、日々のお仕事や生活が明るくなって、前向きになれる作品になると思います」とコメントしており、このドラマを通して視聴者にポジティブなエネルギーを届けたいという意気込みを覗かせていた。自身と通じる部分も多いという人見が、松田にとってハマり役となることを期待したい。
『人事の人見』以外にも、5月1日公開予定のアニメ映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』では、たべっ子どうぶつのリーダー的存在・らいおんくんの声優を担当するなど、個人での活躍の場が増えている松田。主演ドラマ『人事の人見』や『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』を通して、その注目度はさらにアップしていくことだろう。