宮藤官九郎が脚本を手掛けた本作は、1986年を生きる阿部サダヲが演じる“昭和のおじさん”中学校の体育教師・小川市郎が、ひょんなことから2024年の現代へタイムスリップし、令和では不適切なコンプライアンス度外視の発言を炸裂し、コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく、意識低い系タイムスリップコメディ。
最終話では、タイムマシンバスが使えなくなり、昭和に戻った市郎。そんな中、市郎のもとに未来から井上教授が現れ、「好きな時代に行きましょう!」とタイムトンネルに誘われる。スペシャルドラマでは、連続ドラマのその後を描く。

宮藤氏は「そうそう懐かしい~、とすら感じない素早さで彼らが帰って来ます。思ってても言いづらいことズバズバ言うし、チョメチョメしそうになるし、内容的にもスケールも、大して変わらないままお届けします。まだ先なので、一旦忘れて、直前に思い出して下さい」と少し内容に触れ、プロデューサーは「クランクアップからおよそ1年、久しぶりのような、そんなでもないような、なぜか少し気恥ずかしい気持ちでミュージカルシーンの歌録りが始まっています」と現状を明かした。
今回、好きな時代に行けることになった市郎は、再び不適切発言で人々をかき回すのか。また、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、吉田羊ら連続ドラマの出演者たちも揃って登場する。
スペシャルドラマ「不適切にもほどがある!」(仮)は来春、TBSにて放送予定。