井ノ原は「やり切った感じがしています。ここできっちり完結させて、ちゃんと着地させてあげたいという気持ちが強い」と今回で最後のシーズンとなる感慨を語るとともに「一言では語り尽くせないですが、役と一緒に僕も育ててもらったという気持ちが大きいですね。僕自身も初心に戻って、直樹を演じ切りたいと思っています」と、直樹として20年近い年月を駆け続けた想いを吐露。共感力に長け、誰よりも仲間を思いやるリーダー・直樹として有終の美を飾るべく、さらに熱の入った演技で『特捜9 final season』に挑むことを誓った。
2025年4月9日スタートの『特捜9 final season』は、そんな直樹が班長として毎回起こる事件に挑み、登場人物との心の交わりや人間ドラマを描くシリーズの集大成版として届ける。まさに『警視庁捜査一課9係』から続く『特捜9』の総括となり、シリーズの魅力をさらに進化させ、古くからのファンはもちろん、新たな視聴者も惹きつけるファイナルとなる。井ノ原も「今作も、レギュラー登場人物それぞれの背景を丁寧に描いて、ただ捜査するのではなく、各々がいろいろなものを抱えながら生きているという人間像が深掘りされます。水曜の夜を楽しみにしてくださればうれしいです!」と意気込んだ。(modelpress編集部)