1月24日より放送スタートのテレビ朝日系ドラマ『僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの?』に出演する加藤史帆。昨年末に日向坂46を卒業した加藤は、今作がグループ卒業後初の出演ドラマとなる。そこで本記事では、加藤の最近の女優業に触れながら、今作での注目ポイントも紹介したい。
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日向坂46の人気メンバーとして活躍し、5thシングル「君しか勝たん」ではセンターを務めるなど、グループを牽引してきた加藤。アイドルとしての活動に加えて女優業にも精力的な姿勢を見せており、昨年は“ライブ配信”を題材に、配信に集うライバーとリスナーを双方向から描いたオムニバス形式のオリジナルドラマ『これから配信はじめます』(テレビ東京系)の第2話で主演を務めた。
また、昨年森カンナとダブル主演を務めたドラマ『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(MBS)での演技も話題に。同作は“絶対に諦めない後輩”と“絶対に落とされない先輩”がお互いに勘違いを重ねながらも関係性を深めていくオフィスGL(ガールズラブ)コメディ。加藤は、森が演じる同じ職場の営業部エース・弘子先輩のことが大好きで、どんなことがあっても挫けずに彼女を追いかけ続ける後輩・彩香ちゃんを好演し、SNSでも“ハマり役”といった声があがるなど、まっすぐな演技で視聴者の心を掴んだ。
そんな加藤の最新出演作が、1月24日から放送開始のドラマ『僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの?』だ。同作は、加藤、なにわ男子・藤原丈一郎、谷まりあの3人のトリプル主演作で、“忘れられない恋人、あなたはいますか?”というテーマで紡がれる物語。通常のドラマとは異なり、同局の人気番組『あざとくて何が悪いの?』のMC陣や豪華ゲストがスタジオでこのドラマを鑑賞し、視聴者目線でストーリー展開やセリフに随時ツッコミを入れていくという今までにない試みが盛り込まれている。
加藤が演じるのは、藤原演じる“プライドエベレスト男”坂下拓未の元カノで、元々は平凡な“量産型女子”だったが、自分を変えるために自分磨きをして“あざと女子”となった園田芽生だ。公式コメントの中で、加藤は役柄との共通点について、アイドルの活動を始めた頃は“どうしたらかわいいと思ってもらえるか”を考えて表情などを練習していたと振り返っており、そうした加藤ならではの経験が、同じく自分磨きを重ねてきた芽生という役柄にどのように還元されるのか、期待が高まる。
ドラマの放送に先駆け、1月20日に行われた囲み取材会では、今作の撮影現場には“あざとさ”を監修する専門スタッフがいるというエピソードが明かされており、加藤も、1話で拓未と芽生の手が触れるシーンについて、「指を触る力加減まで教えてくださったんで、1人でめっちゃ特訓しました」と役作りの努力を明かしていた。チャレンジングな意欲作で、加藤がどのような“あざと女子”演技を見せてくれるのか注目だ。