総務省統計局は、2025年(令和7年)1月1日現在の「巳(み)年生まれ」と「新成人」の人口を発表した。巳年生まれの人口は、十二支の中で8番目に多い1,002万人。新成人(2006年生まれ・18歳)の人口は109万人で前年より3万人増加した。 総務省の人口推計によると、2025年1月1日現在における巳年生まれの人口は1,002万人で、総人口1億2,359万人に占める割合は8.1%。男女別でみると、男性485万人、女性516万人と、女性が男性より31万人多い。 巳年生まれの人口を出生年別にみると、1965年(昭和40年)生まれが174万人ともっとも多く、ついで1977年(昭和52年)生まれが172万人、1953年(昭和28年)生まれが154万人、1989年(昭和64年・平成元年)生まれが129万人などとなっている。もっとも若い2013年(平成25年)生まれは103万人で、もっとも多い1965年(昭和40年)生まれの174万人より71万人少なくなっている。 総人口を十二支別にみると、丑(うし)年生まれが1,100万人でもっとも多く、 子(ね)年1,087万人、亥(い)年1,071万人と続き、巳年生まれは8番目となる。 2024年1月~12月に、新たに成人に達した人口(2025年1月1日現在18歳の人口)は109万人で、前年の18歳と比べると3万人の増加となった。男女別にみると、男性は56万人、女性は53万人で、男性が女性より3万人多く、女性100人に対する男性の数(人口性比)は105.2となっている。 新成人人口の総人口に占める割合は0.88%で、前年の18歳と比べ3万人増加。0.02ポイント上昇となり、2025年の新成人の出生年である2006年(平成18年)の出生数が、2005年(平成17年)に比べ増加したことによる影響と考えられている。 なお、新成人人口は、2022年(令和4年)までは20歳、2023年(令和5年)は18歳、19歳および20歳、2024年(令和6年)以降は18歳を対象としている。