龍谷大学は深草学舎成就館メインシアターにて、「歴史の忘却に抗して- ガザのジェノサイドと私たち」と題した特別公開講演会・シンポジウムを2025年1月15日に開催する。パレスチナ問題を専門とする早稲田大学教授の岡真理氏が講演を行い、その後、龍谷大学の入澤崇学長と国際学部の久松英二教授が進行するシンポジウムを開く。今回のイベントは、ガザ地区での現状を知り、私たち一人ひとりが声を上げることを目指している。 パレスチナにおける市民を巻き込んだ攻撃は続いており、ガザ地区ではこれまでに4万人以上が死亡したと報道されている。この現実を変えるために、龍谷大学は公開講演会・シンポジウムを通じて、参加者に現状を知る機会を提供する。第1部では、岡真理氏が「歴史の忘却に抗して- ガザのジェノサイドと私たち」と題した講演を行う。第2部では、岡氏と入澤学長が久松教授の進行の下、シンポジウムを開催する。 龍谷大学は、持続可能な社会の実現に寄与することを目指し、「世界の平和に寄与するプラットフォームとなる」ことを掲げている。2023年10月には、学長名で「ハマス―イスラエルの紛争に対する声明」を発出し、強く「非戦」を訴えている。今回のイベントは、その具現化に向けた取組みの一環である。 イベントは、学生や教職員、一般の人々を対象にしており、事前の申込みが必要。オンラインでの視聴も可能で、YouTubeでの配信が予定されている。オンライン視聴の場合は申込み不要。◆いのちと平和を考える特別公開講演会・シンポジウム「歴史の忘却に抗して- ガザのジェノサイドと私たち」日時:2025年1月15日(水)17:00~19:00会場:龍谷大学深草学舎 成就館 メインシアター (京都市伏見区深草塚本町67)対象:学生・教職員・一般参加費:無料申込方法:申込Webフォームより申し込む