【モデルプレス=2024/12/21】男女7人組ダンス&ボーカルグループGENICの増子敦貴(ましこ・あつき/24)、小池竜暉(こいけ・りゅうき/24)にモデルプレスがインタビュー。ソロ編、ユニット編の計3本をお届けする。Vol.3の小池のソロ編では、楽曲制作に懸ける思いや、ファンの間で話題になっている“ある噂”にも迫った。【写真】樋口幸平&増子敦貴のキスシーン◆小池竜暉、GENICの楽曲制作担当小池は、2016年よりエイベックス所属の5人組グループ・BE×DUNKとして活動。2018年にグループが解散し、2019年に同事務所主催の「a-genic PROJECT」を勝ち抜きGENICとしてデビューした。ソロでは楽曲制作をしており、グループの曲のほか、=LOVE「絶対アイドル辞めないで」(作曲・編曲)など数々の楽曲制作にも携わっている。◆小池竜暉、楽曲制作を始めたきっかけ― アーティストでありながら、楽曲制作を始めようと思ったきっかけから教えてください。小池:前に組んでいたグループが解散してからGENICを結成するまでの1年くらいの空白の時間にいろいろな思いがありました。元々スマートフォンで曲が作れる時代なので、遊び感覚で曲作りをやっていましたが、武器が欲しいと思い、グレードアップし始めたのがその期間で、現金を握りしめてパソコンを買いに行ったのを今でも覚えています。趣味から始まり、楽しいので続けてきました。― 制作する際のルーティーン、意識していることはありますか?小池:楽曲コンペだったり、決め打ちだったり、GENICで作るときだったらどういう曲が欲しいかをプロデューサーさんと練ったりと作り方もいろいろあるんですが、大事にしているのはパワーワード、パンチライン的なものがうまく引っかかること。耳に残りやすいメロディーとワードがハマれば、自分的にもスッキリするので一番重きを置いています。― グループの楽曲制作と、外部提供するときの違いはありますか?小池:グループでは型にとらわれない曲を作りたいと思っているので、あまり縛りを設けていないです。もちろんGENICとして大事にしていることはありつつ、メロディーを構成する力はブレずに作っています。今のところ提供させていただいている曲のジャンルの幅が広く、何が本業なのか、得意なのは何なのか、多分皆さんも分からないくらいカメレオン作家になりつつありますが、女性に書かせていただくことが多いので差別化はしています。コンペで男女混合のグループさんに書くことはあまりないので、GENICで作るときは「ここは男性」「ここは女性」と男女を意識することが一番大きな違いかもしれないです。◆小池竜暉、話題の=LOVE「絶対アイドル辞めないで」制作裏話― =LOVEさんの「絶対アイドル辞めないで」は大きな反響を呼びましたね。小池:実感はないです。よく「売れると友人が増える」と言いますが、曲もイコラブさん(=LOVE)の知名度もすごいので、久々に連絡が来る人もいてちょっと友人が増えました(笑)。イコラブさんがすごく大好きで、アイドルは一番聴きますし一番得意なジャンルなので、いつかアイドルさんの歌を書きたいという思いはずっとあった中で、この曲はサビからできました。サビの前にある「キンコンカンコン」という、チャイムと同じ音階の音がまず出てきて、そこからメロディーに入ったら綺麗だなと思いました。たまに曲ができた時点で「勝てる」みたいな感覚があるんですが、この曲はさらに指原さん(指原莉乃)の歌詞が入って、とんでもない曲になったなと。すごく良い化学反応が起きた楽曲になったのかなと思います。― リアルとバーチャルを行き来するパラレルシンガー・七海うららさんと「点描の唄」(Mrs. GREEN APPLE feat.井上苑子)のコラボもありましたね。小池:あれは録った時点で優勝していたなと(笑)。先にうららさんの声が届いて、それに合わせて感情も汲み取りながら、別々で録らせてもらいました。ミセスさん(Mrs. GREEN APPLE)が大好きなので、公式的にカバーできたのも本望でしたし、うららさんの曲も大好きで聴いていたのですごく良い経験でしたし、自分でもよく聴きます(笑)。◆小池竜暉、ファンの間で話題の噂に言及― ちなみに、バーチャルシンガーソングライターのアレンさんが小池さんでは?と言われていますが…。小池:ん~どうでしょう(笑)?ご想像にお任せしたいですが、、ファンの方も「これはきっと小池竜暉だろう」と思っていて「これすごく良い曲ですね。頑張ってください!」みたいに遠回しに言ってくるんです(笑)。僕が大好きなジャンルを歌っていますし、僕にそっくりで、僕もヨルシカさんやボカロ発のアーティストさんが大好きなので、僕自身にもしっかり刺さっています。僕だと信じていただくのは自由ですが、一緒に楽しみましょう!― ここまででもたくさんのアーティストの方の名前が上がりましたが、改めて好きなアーティストを教えてください。小池:ヨルシカさん、Mrs. GREEN APPLEさん。邦ロックやメロディーの綺麗さはもちろん、詩的センスがあるもの、ボカロが前身にあるようなアーティストさんが大好きです。◆小池竜暉の夢を叶える秘訣― 夢を持った読者の方に向けて、小池さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。小池:好きを極めていけたら良いんじゃないかなと。もちろん好きなものを仕事にできないことも多いと思いますが、好きが仕事になったときの達成感は自分が一番突き詰められるので、最短距離だと思います。仕事になってしまうと嫌になったり、逆に夢が遠のいてしまったりすることもありますが、それも経験だと思うので1回仕事にしてみて好きの先にちゃんと夢があるのかを確かめたうえで、本当に好きで夢にたどり着きたかったら盲目になって良いと思います。とにかく追求してそのまま突き進めたら夢どころかその先までいけますし、僕もそれを信じてやっている途中なので一緒に頑張りましょう。― 挫折や回り道もあると思いますが、ずっと突き進められる理由はありますか?小池:歌うこと、曲を作ること、表現することがやっぱり好きなんです。昔、料理人になりたかったのは人を笑顔にしたい、何か感情を与えたいという思いがあって、それが今は歌に変わりました。エイベックスに入って今年で10年になりますが、続けてこられたのは歌うことが好きで、それを聴いてくださる皆さんがいるからなので、これからも表現し続けていきたいです。― 料理人からアーティストに夢が変わったきっかけはあったんでしょうか?小池:この間、小学校の頃の作文が出てきて、小3まで「世界一の料理人」と書いてあったんですが、小4から急に三代目 J SOUL BROTHERSの今市隆二さんのことを書いているので、2010年に三代目 J SOUL BROTHERSさんが結成されて刺激を受けて変わったんだと思います。― では、今の夢を教えてください。小池:わがままですが、僕がやっている全てで夢の先までいくことです。GENICも楽曲制作も個人の活動も充実させて、自分が苦しくなってしまうこともありますが、とにかく楽しいことを追求して夢の先まで突き進めたら本望です。― ありがとうございました!(modelpress編集部)★ユニット編、増子編も配信中。◆小池竜暉(こいけ・りゅうき)プロフィール2000年8月11日生まれ、群馬県出身。メンバーカラーはオレンジ。グループの中では甘い歌声で歌唱力の高さも光り、リードボーカルを担当。グループの楽曲制作を担当するほか、=LOVE「絶対アイドル辞めないで」(作曲・編曲※共同制作:菊池博人)、ホロライブ所属 一条梨々香「今日も大天才」(作詞・作曲・編曲)、ホロライブ所属 秘密結社holoX「ちょ〜ゆめドデッカい!」(作詞・作曲※共同制作:野口大志)白上フブキ「SUPERNOVA」(作詞・作曲・編曲)、ZOOL「CONQUEROR」(作詞・作曲)、緑仙 「ヒロイン」(作詞)、ラブライブ!スーパースター!!のアイドルグループ、Liella!「シェキラ☆☆☆」(作曲・編曲) / 「ファイティングコール」(作曲※共同制作:Hoffnung、清水”カルロス”宥人)、 KALEIDOSCORE「ニュートラル」(作曲・編曲)、ぐんまちゃん「ぐ〜ぐ〜!ぐんまちゃん」(作曲※共同制作:出口たかし)など外部アーティストへの提供も多い。【Not Sponsored 記事】