ベネッセマナビジョンは2024年12月6日、高3・高卒生対象の模試「第3回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試」のデータと2024年度入試結果に基づいた「合格可能性判定基準」を公開した。合格可能性80%以上の偏差値は、東京大学の文科一類が79、理科三類が79。 合格可能性判定基準は、高3・高卒生対象の「第3回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試」のデータと2024年度入試結果データをあわせて分析したもの。合格可能性をA(80%以上)からE(20%未満)の5段階で判定している。 国公立大は、志望校の大学入学共通テストの配点で集計した「共テ傾斜」で、私立大は各大学の入試教科と配点で集計する「総合判定」または、大学入学共通テスト利用入試方式の場合のみ、志望校の大学入学共通テストの配点で集計した「共テ傾斜」により判定している。 「共テ傾斜」の合格可能性80%以上の偏差値は、東京大学が文科一類79、文科二類78、文科三類77、理科一類75、理科二類74、理科三類79。 京都大学は、文・76、法・76、経済・76、教育・73、総合人間・74、理・73、工・72、医・77、薬・72、農・70など。 「総合判定」の合格可能性80%以上の偏差値は、慶應義塾大学が文76、法79、総合政策79、経済78、商75、理工70、環境情報73、医76、薬70、看護医療64など。 早稲田大学は、文77、文化構想77、法78、商76、教育73、基幹理工71、創造理工70、先進理工71など。 このほか、合格可能性判定基準の一覧表では、マーク模試を大学入学共通テストに、記述模試を個別試験に見立て、志望校の入試科目の配点で集計した「ドッキング」や、各志望校の大学入学共通テスト目標点を900点に換算した「共テ目標点」を掲載している。大学間や学部・学科間の難易度の目安として活用できるほか、一覧表中の大学名から各大学の紹介ページへリンクしており、入試科目や日程などの確認もできる。