人気占い師・暮れの酉さんによる今週の占い。前編は「星を味方につけるポイント」です。めぐってくる幸せを逃さずに、笑顔な1週間を過ごせますように。「週間占い」は後編へ。
【後編】▶▶【9/30~10/6】週間占い、鳳凰数術「開運アクション」
星の織り成す運勢模様【9/30~10/6】
今週は人づき合いの距離感を、改めて考え直す1週間です。あなたの身近に、おそらく善意であるんだろうけれど的外れなアドバイスをしてくる人はいませんか。職場であれ、子どもの学校関係であれ、SNSであれ、案外どこにでもこのタイプの人はいるような気がしますね。こういった人物との距離感をうまく見出し、お互いにストレスを減らせるチャンスをつかめそうです。
とくに10月3日ごろは、対人関係の悩みの解消につながる良いインスピレーションが湧いてくるでしょう。この日には「てんびん座の新月」が起こります。そのときの星の並び(ホロスコープ)を眺めていると、今週は人づき合いでいつの間にか崩れてしまったバランスを、回復させるチャンスになりそうなんです。
もしかすると芸能界では、離婚やグループからの脱退、解散といったニュースが流れるかもしれませんが、多くの人が「自分の道を歩むことの素敵さ」に気づくきっかけになるでしょうね。
ではここからは、今週の星を味方につけるヒントを見ていきましょう!
その「心配」は本心? それとも…
占い師のもとには、ときとして「高校生になる息子は、この先大丈夫でしょうか」という、子を心配する親御さんがご相談にお越しになることもあります。親心として子の幸せを願うことは自然なことだし、占い師から「大丈夫ですよ」との言葉を聞くことで安心したい気持ちがおありなのかもしれません。こういったご相談を受けるのは、僕は好きだったりします。
ですが、占い結果を伝えたあとに必ず付け加えることがあるんですよ。それは「お子さんご本人に『大丈夫?』とは聞かないでくださいね」っていうこと。なんでわざわざそんなことを言うんだと思われるかもしれませんから、ちょっとお話していいですか?
実は占い師のもとに相談にお越しになるのは、なにも親御さんばかりではありません。ときにはお子さんサイドが「親との関わりについて見てほしい」と占いに来ることもあるんです。印象的だったのは「いつまで経っても子ども扱いで、心配ばかりされることに疲れてしまった」というお話。その相談者さんのお母さんはちょっぴり心配性のタイプで、面倒見がものすごくいい半面、口を開けば「友だち関係はうまくいってる?」「体調は大丈夫?」と声をかけてくるんだそう。それが善意であることを相談者さんはもちろん理解していましたが「さすがに、そんなに心配ばかりされると、信用されてないのかって気持ちになる」と悩みを打ち明けてくれました。
>「心配しているふり」を見破る方法
「心配しているふり」を見破る方法
そういう経験から、ある程度大きい子どもの相談に訪れる親御さんには、心配しているという態度はあまり見せないでねと伝えるようにしたんです。どうせ声をかけるなら「困ったらいつでも頼って!」というくらいがちょうどいいんじゃないかなと僕は思います。
逆に、心配される側の人にも「黙っていると余計、心配されてしまうから。なにをしてほしいか明確に伝えるといいよ」とお伝えすることが多いです。そして、これは親子関係に限らないんですが、本心から心配してくれている人は、してほしいことを伝えればきちんと動いてくれるはず。単に心配するふりをしている人だったら、こちらが要望を伝えても応えてくれませんから、見分ける役にも立つのです。
人との距離感を見つめ直す、てんびん座の新月を味方につけるため、このお話が少しでも助けになりますように。
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