【モデルプレス=2024/08/09】元日向坂46の宮田愛萌が9日、都内で新刊「春、出逢い」(講談社)の発売記念会見を開催。報道陣の取材に応じ、7日に卒業を同時発表した加藤史帆、東村芽依、丹生明里、濱岸ひよりにエールを送った。【写真】宮田愛萌、肩出しモコモコ部屋着姿◆宮田愛萌、丹生明里ら卒業発表メンバーにエール宮田は2023年に日向坂を卒業。卒業と同時に小説デビュー作「きらきらし」を上梓。今年3月に2作目「あやふやで、不確かな」を発売し、著書は今回で3作品目となる。アイドル卒業後、順調な“セカンドキャリア”を築いている宮田。“推しメン”丹生らの卒業について聞かれると、「私自身、卒業してから本当に伸び伸びとやらせていただいた。みなさんのお力添えがあって本も3冊目を出すことができてありがたい。こういうみなさんのお力をいただけるのは、やっぱりアイドル活動があって応援していただいたから。人からの応援って本当に大事なんだなと学んだ。学んだことを大事に、伸び伸びと好きなことをやってほしいなと思います」とエールを送った。新刊となる「春、出逢い」は、短歌甲子園を題材にした青春小説。前作「あやふやで、不確かな」は恋愛作品だったが、「次に書こうと思って思い浮かんだのが青春ものだった。青春なら部活だろ!と思って。私はもともと短歌が好きで、短歌研究員という肩書きも持っている。その中で高校生の短歌甲子園があると知った。去年の夏に打ち合わせがあり、調べたら『来月短歌甲子園というものがある』と知り、びゅんと行きました。実際に高校生にお話を聞いたり、大会の様子を見たりして、本当にすごいなって。高校生すごいと思った。それで、もっとみなさんに短歌を楽しんでほしいと感じて、書こうと思いました」と紹介した。作中に登場する短歌も宮田が手掛けている。「登場人物たちが作る短歌は、ほぼ自分で書いています。いくつか友人たちにも作ってもらっていて、それをキャラっぽく直して使っている。そこにぜひ注目してほしい。いろんな方に読んだほしいけど、若い世代に読んでもらって『文芸部に入ろうかな』『短歌甲子園に出たいな』と思ってもらえたら、嬉しい」と語った。◆宮田愛萌、今後挑戦したいジャンルは?また、同じ坂道グループである乃木坂46の高山一実も作家として活動中。小説デビュー作である「トラペジウム」は、今年5月にアニメ映画化された。宮田は「高山さんは先輩アイドルよりは作家という感じになりますが、『トラペジウム』が発売されたとき読みましたが、女の子のきらめきの書き方がすごくて。そういうきらめきを私も書きたいなって思った。そこは影響を受けた、というのではないかなと思う」と話した。今後挑戦したいジャンルについては「新規のジャンルですよね。前作で書いた恋愛ものは自分の中で難しいと思っていたけど、実際に書いたら楽しかった。今回の青春ものも、いまさら高校生なんか書けないよと思ったけど、書いていた面白かった。なので、苦手だと思っているものほど、学びにつながって楽しく書けるのはではと思う。そういう点において、私はホラーはあんまり読まなくて苦手。でもホラーも書いてみたら、もっといろんな作品を読めるようになるし、ホラーは好き!ってなるのではないかと。だから挑戦したみたいですね」と意欲的に話した。また、昨晩宮崎県で発生した震度6弱の地震について話題がおよぶと「来週、宮崎県の日向市で『短歌甲子園』が開催される。そちらに行く予定なので、本当に人ごとじゃない。昨日もずっとテレビやニュースを見ていたけど、このあと余震があるか分からず不安なことも多い。せめて少しでも安らげる時間があればいいなと思います。専門的なアドバイスはできないけど、祈る気持ちでいっぱい。いつでも味方だよって伝えたい。この本が癒やしのお供になればいいなと思う」とコメントした。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】