KnightA-騎士A-、初の武道館ライブ開催 結成4周年の記念日に“最終決戦” | NewsCafe

KnightA-騎士A-、初の武道館ライブ開催 結成4周年の記念日に“最終決戦”

芸能 モデルプレス/ent/music
KnightA-騎士A-/撮影:林晋介・原田圭介
【モデルプレス=2024/08/03】“声”を武器に動画サイトを中心に活動する2.5次元歌い手グループ・KnightA-騎士A-が2日、に東京・日本武道館にて『KnightA-騎士A- ONE MAN LIVE 2024 in 日本武道館!“最終決戦”夢のその先へ____。』を開催した。

【写真】KnightA-騎士A-、初武道館ライブで歌唱

◆KnightA-騎士A-、初の武道館公演

キャリアで初めてライブの聖地・日本武道館に立ったこの日は、騎士A結成4周年の記念日である。“最終決戦”を大きなテーマに掲げ、結成以来彼らが楽曲やパフォーマンスに取り入れてきた“和”要素、歌舞伎や能、剣舞などの伝統芸能をオマージュし、不撓不屈の精神や華やかな世界観、カリスマ性といった騎士Aらしさを完全融和させた無比のエンターテイメントショウは、“夢のその先”までも鮮やかに描き出すこととなった。

チケットは完売、満員の中迎えたこの日の公演は大きく分けて4幕構成。3月から4月にかけて開催したツアー『Knight A - 騎士A - 2nd LIVE TOUR 2024 EDEN -楽園-『Adam』/『Eve』』で辿り着いた“楽園”を想起させるオープニング映像をプロローグに、1曲目の「EDEN」へ。黒のナポレオンジャケットを凛々しく着こなし、しなやかなフェイクに始まり、澄んだハイトーンにしてもインパクトのあるダンスにしてもますます磨きをかけたそうま、てるとくん、ばぁう、しゆん。いつにも増して気迫に満ちた「『A』BYSS」が続けば、ペンライトを手に客席を埋め尽くすリスナー(ファン)の熱量も天井知らずで高まっていく。

◆騎士A、ダイナミックな殺陣も披露

“最終決戦”に向かうため“楽園”をあとにした騎士A。絵巻物風の映像がいざなった第2幕の始まりは、4人が刀舞も披露した「真世界」だ。ダイナミックな殺陣、ラストポーズも見事にきめ、「HIME×GOTO」ではネオン看板が輝く“NEO KABUKI”な世界へ。リスナーとのコール&レスポンスが驚くほどの大ボリュームで響く。

キラキラハットをかぶり華麗なマイクスタンドさばきでも魅せたのは、「Shall we Dance!!」。「乙女警察」ではパフォーマーが手にするカラフルな傘を目隠しにジャケットを脱いでスタイリッシュなブラックコーデがあらわになるサプライズシーンもあり、どんな瞬間も見逃せないステージは目も耳も楽しい。

つないでいくそれぞれのエモーショナルな歌声、ラストのてるとくんの大切な人を想う言葉にも涙腺が緩んだ「ask yourself」。4人の柔らかく穏やかな歌声に優しく包まれた「One Night Love」。さらに、「春風と君」「飴色花火」「One Night Halloween」「クリスマスはいらない」が連なったこの公演だけの特別なメドレーではトロッコでアリーナ客席通路へと進み、リスナーにより近い距離で四季それぞれの趣を感じさせた騎士A。楽曲ごとに作り込まれた映像が映し出される巨大なLEDスクリーンを背に、EDENから旅立った先で経験する喜怒哀楽、これまで歩んできた春夏秋冬のドラマを色鮮やかに紡ぐ騎士Aは、やはり貪欲な表現者だ。

◆騎士A、覚悟にじむ演出

4人が躍動する浮世絵アニメが、いよいよ最終決戦が迫っていることを告げた第3幕。洞窟を抜けた先、LEDスクリーンいっぱいに滝の流れが映し出されたのは「The Night」だ。和テイストのロングコートをまとった4人は決戦の谷で<君>=リスナーへの想いを募らせ、「ファミリー」でついに“最終決戦”へ。ファイヤーボールやラインバーナーの炎が上がり赤いライトに染まったステージで、パフォーマーが表現する荒ぶる龍神と対峙する騎士A。「光は要らない 仲間がいればいい それがファミリー」と迷いなく言い切れるのは、リスナーと絆で強く結ばれているから。何人たりとも、彼らの行く手を阻むことはできない。

闘いの末「決戦エンドレス」でついに龍神を倒すと、滝がふたつに割れて桜の谷が出現。桜吹雪の中で扇を手に舞う4人の、なんと気高く美しいことか。桜の木が光の木へと姿を変えた「トップシークレット」、そのアウトロでそうまが口にした「なにがあっても君のために咲き続けていくから」という約束の言葉も、忘れがたい。どんな困難に直面しようと、騎士Aとリスナーにとっての大切な居場所を守り、リスナーとともに歩んでいく。クライマックスとなった第3幕には、その覚悟がにじんでいた。

◆騎士A、トロッコ乗り込みアリーナへ

「ここからは宴だ!」とばぁうが宣言したのは、第4幕。「V Ace」「AllVIN」「Summer Night」「アイビー」「僕の心はオリジナル」が連なるスペシャルメドレーで再びトロッコに乗り込み、アリーナ客席通路を巡った4人。ばぁうとてるとくんがハグしたり、そうまとしゆんがハイタッチしたり、そんな尊い瞬間を目撃できるのもライブの醍醐味だ。

そして、本編の最後を飾ったのは新曲「夢のその先へ」。「EDEN」を制作したFunk Uchinoが手がけた、キャッチ―なダンスナンバーだ。日本武道館というひとつの夢を叶えた騎士Aの視線は、すでにその先へと向いている。吹き出し花火のようなスパークラーがステージを彩り銀テープが舞う中、しっかりと貫いた「お前らと その先へ」「もっと、先へ」という決意。夢を持つ人は、本当に強い。

エピローグの役目を果たしたアンコールは、「GO!!!」でスタート。黒のジャケット&パンツにそれぞれのメンバーカラーを配したシャツを合わせた4人、アリーナ客席通路に用意されたトロッコとステージの間を歩いて移動するというファン対応にも、リスナーへの愛があふれていたように思う。7月27日に動画公開されたばかりの新曲「最終決戦」で「全てを賭けて」騎士Aとして全力で今を生きる彼らは、いつだってナンバーワンでありオンリーワンだ。

◆騎士A、実写ミュージックビデオも公開

生声で全力の「ありがとう」をリスナーに伝えた4人は、止まない声援に応えて再度ステージへ。最後に届けたのは、騎士Aの50曲目となった「egoism」だ。白い太陽が地平線にゆっくりと沈んでいく幻想的な映像、“自分らしくありのまま愛してくれ”というメッセージ。光や映像の演出もあいまって、まるでひとつの壮大な舞台作品を観たかのような充足感と感動が、そこにはあった。

さらにメンバーがステージをあとにすると、スクリーンに映し出されたのは「夢のその先へ!」の実写ミュージックビデオ。プレミア公開に先駆けての公開、しかも撮影OKとは、リスナーが楽しめること、驚くことを常に考えている騎士Aならではの粋な計らいだ。メンバーそれぞれの直筆メッセージにも、リスナーへの愛と感謝が詰まっていた。常に有言実行、決して妥協しない騎士A。夢を追う彼らの旅路は、希望に満ちている。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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