「Synopsis」にはメンバー6人がそれぞれプロデュースした楽曲が収録されている。千賀健永プロデュース楽曲「Keep it 100」は、振り付けも千賀が担当。ジュニア以外のダンサーが出演するのは本ツアーが初で、ダンサー14人との躍動感あるダンスで「A.D.D.I.C.T.」と2曲立て続けにファイヤーボールや火花(スパークラー)の特効演出で会場のボルテージを一気に高めた。
その後は「SHE!HER!HER!」「Shake It Up」などの定番の人気曲をマッシュアップメドレーで披露。キスマイの代名詞とも言えるローラースケートで会場を縦横無尽に駆け抜けると、今度はアリーナトロッコでファンの間近まで移動し盛り上げる。
「I Miss You」では国内のドーム公演で使用されるのは初となるスケルトンLEDのパネル12枚で円をつくり、メンバーがその内外を行き来しながらパフォーマンス。LEDがスケルトンになるとLEDの内側のメンバーと連動し、雨の中や電話BOXの中にメンバーがいるように見える仕組みになっている。そして、「HEARTBREAKER」ではメンバーそれぞれが長さ19.5mの“スーパークレーン”に乗って地上からの高さ約17m、ファンの近くまで上昇。スポットライトで照らされながら大人の切ないラブソングを歌い上げる。高いところが苦手な二階堂は、手すりをしっかり掴み、顔をこわばらせる。途中で玉森のクレーンが接近し手を差し伸べられると、かわりにマイクを差し出した二階堂。間接的ではあるが1つのマイク越しに触れ合うことに成功し、会場を沸かせる。そんな2人のやりとりがカメラに抜かれたあと、「哀しいよ」という歌詞を歌う横尾が映し出されていた。