【モデルプレス=2024/05/24】1987年に刊行された内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』が男女逆転バージョンで、2024年7月期にテレビ朝日系列『南くんが恋人!?』(毎週火曜よる9時~)として放送することが決定。女優の飯沼愛が同局系&GP帯ドラマ初主演を務め、FANTASTICSの八木勇征との共演で令和初の映像化が実現する。【写真】FANTASTICS八木勇征、バキバキの肉体美披露◆「南くんの恋人」が男女逆転バージョンで令和初の映像化同局では、1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也、と2度にわたって連続ドラマ化され、その優しくてコミカルながら、どこか切なさを感じるストーリーに、多くの視聴者が共感し、涙してきた。これまでに幾度となく映像化されてきた名作『南くんの恋人』が、この夏、装いも新たに登場。令和初の映像化は男女逆転バージョンで描く。これまでの作品で15cmの手のひらサイズになってきたのは女の子=ちよみだったが、今作『南くんが恋人!?』では南くんが手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる。◆飯沼愛がGP帯ドラマ初主演今作で主人公・堀切ちよみを演じる飯沼。女優発掘・育成オーディション『TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_』で約9000人の中から1位に選ばれ、『この初恋はフィクションだ』の主演で鮮烈なデビューを飾った。『VIVANT』や『マイ・セカンド・アオハル』(いずれも同局)といった話題作への出演が続き、まさに“トップ女優になっていく”姿を華々しく体現してきた。GP帯ドラマと同局ドラマにも初主演となる今作で、数々の名優たちが演じてきた作品の主人公を担当。飯沼が演じるちよみは、湘南の昭和レトロなとある商店街で生まれ育った女子高生。バスケ部に所属し、ちょっぴり複雑な家族構成の中でも明るく過ごす心優しい女の子だ。幼なじみのような、小さい頃から兄妹のように過ごしていたちょっと年上のカッコいいお兄ちゃん・南くんとは、このたび晴れて恋人同士に。しかし、そんな南くんは、突然15cmの手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる?幾度となく映像化された名作に出演することに「嬉しさと驚きがあった」と飯沼。「皆さんが、南くんとちよみの2人を応援したくなるよう、作品とちよみというキャラクターに愛情をたくさん持って演じていきたいです」と力強い意気込みを明かした。予想もしなかった事態に見舞われるちよみを等身大の魅力で演じる飯沼。類まれな透明感と確実な演技力で、この夏、視聴者の心を鷲掴みするだろう。◆八木勇征、小さくなってしまう?そんなちよみの恋人で、突然15cmの手のひらサイズになってしまう南くんこと、南浩之を演じるのは、八木。約3万人が参加したオーディションを勝ち抜きFANTASTICSのボーカリストの座に。180cmの長身と甘く爽やかなビジュアルで、『ViVi国宝級イケメンランキング』2023年下半期NOW部門1位にも輝き、その活躍は日本のみならず、アジア全土で注目を集めている。八木が演じる南は、地元・湘南が生んだバスケットボール界のスター。順風満帆だったはずが、ある日突然15cmの手のひらサイズになってしまう。小さい体でちよみとともに暮らし始めるが、その前途は多難続きだった。八木からは「見ている皆さんにも共感して、応援していただけるような、何度でも見たくなるような作品にしていきたい」と意気込みも。「小さくなる前と、小さくなってしまってからのギャップも大切に演じたい」と早くも役作りに余念がない。『ソウルドラマアワード2023』にて『アジアスター賞』を史上初の2年連続で受賞するなど、アーティスト活動だけでなく、俳優としても注目度は抜群の八木。今作でも、俳優として存在感を発揮していく。◆岡田惠和、30年前に続き脚本担当これまで数多く映像化されてきた『南くんの恋人』。その令和初の映像化となる今作の脚本を手掛けるのは、1994年放送の高橋&武田版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和氏。まさに“一大ムーブメント”を巻き起こした名作を作り上げた岡田氏が、男女逆転バージョンとなる作品で再びムーブメントを起こす。大好きで憧れの存在でもあった恋人が、突然15cmの手のひらサイズになってしまったら…思いもよらぬ事態に陥ったちよみと南くんは、これからどんな愛の物語を紡いでいくのか?人間関係が希薄になってしまった今の世の中だからこそ、「人が人を愛することの尊さと美しさ」を時にコミカルに、そして時に切なく、どこか懐かしくもある世界観で描き出していく。飯沼と八木が豪華共演者とともに描き出す、ひと夏の甘くほろ苦いホーム・ラブコメディーとなっている。(modelpress編集部)◆飯沼愛(堀切ちよみ役)コメント― 今作「南くんが恋人!?」へのご出演にあたり、企画を聞いた際どんな印象を持たれましたか?また、「南くんの恋人」はこれまでに何度も映像化されている名作ですが、作品への印象などもお聞かせください。これまで錚々たる方々が演じられてきた『南くんの恋人』を令和バージョンとして初めて男女逆転でやることになりました。“男女逆転”という設定は新しいなと思いましたし、そのような名作を自分が演じるということに、嬉しさと驚きがありました。新しい、“令和のちよみ”をお届けできたら、と思っています。― 今作の脚本はこれまでの「南くんの恋人」も手掛けた岡田惠和さんですが、脚本を読まれた感想をお伺いできますか?温かくて優しい空気が文字から伝わってきました。個人的に岡田惠和さんの作品をやりたいとずっと思っていました。デビューのきっかけとなったオーディション番組で最初にいただいたのが岡田さんの脚本だったので、今回すごくご縁を感じていますし、岡田さんの描かれる世界を演じることができるのもとても楽しみにしています。― 南くん役のFANTASTICSの八木勇征さんとは初共演かと思います。これまでの印象や、初めてご一緒しての感想などをお聞かせください。やはり【国宝級イケメン】の印象が強いです(笑)。今日お会いするのが3回目なのですが、目や声に優しい雰囲気がにじみ出ていらっしゃって、南くんはけっこうイケイケなキャラクターなのですが、そんな南くんを演じている姿が今からとても楽しみです。― 今回演じる堀切ちよみをどんな風に演じたいと考えていらっしゃいますか?視聴者の皆さんが、南くんとちよみの2人を応援したくなるように、そこは1番大事にして演じていきたいと思っています。『南くんが恋人!?』という作品と、ちよみというキャラクターに愛情をたくさん持って演じていきたいです。― もしも15cmの手のひらサイズになったら、やってみたいことはありますか?つまらない回答かもしれませんが、やっぱりポケットの中に入ってみたいですね(笑)。自分で歩かなくて済むし、ポケットの中から世界を見てみたいです。― ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。これまでに『南くんの恋人』を見てくださっていた方も、見たことがない方も、たくさんの方々が楽しめる作品になっていると思います。今年は『南くんが恋人!?』で一緒に楽しい夏を過ごせたらと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!◆八木勇征(南浩之役)コメント― 今作「南くんが恋人!?」へのご出演にあたり、企画を聞いた際どんな印象を持たれましたか?また、「南くんの恋人」はこれまでに何度も映像化されている名作ですが、作品への印象などもお聞かせください。実は僕はこの作品のタイトルを今回初めてお聞きしたんです。それで母や年上の方々に『南くんの恋人』について聞いてみたらみんな知っていて、それほどのビッグタイトルで数々の先輩方が演じられてきた作品なんだということをあらためて実感しました。令和になって初めての『南くん』ですので、作品の良さをしっかりと体現しつつ、飯沼さんと僕で新しいものを作っていけたら、と思っています。今回は“男女逆転”で南くんのほうが小さくなってしまいますが、その部分の面白さとともに素晴らしい作品をお届けできたらと思っています!― 今作の脚本はこれまでの「南くんの恋人」も手掛けた岡田惠和さんですが、脚本を読まれた感想をお伺いできますか?すごく温かい世界観だったのはもちろん、ちよみと南くんの会話もリアルでイメージが浮かびました。親しみやすさもあり、見ていてほっこりするだろうな、と感じましたし、小さくなってしまってからの南くんが奮闘する姿も、コミカルながらも一生懸命さが伝わり、どんどん読み進めてしまいました。― ちよみ役の飯沼愛さんとは初共演かと思います。これまでの印象や、初めてご一緒しての感想などをお聞かせください。僕はFANTASTICSというグループで活動しているのですが、そのグループにはオーディションを受けて入ったんです。飯沼さんもオーディション出身なので、勝手に“同志感”を持っていました。実際にお会いした飯沼さんは、柔らかい雰囲気を持ちつつもハキハキとされていて…。先日の誕生日にプレゼントしてくださったサウナのグッズも、気に入ってあっという間に使ってしまいました(笑)。― 今回演じる南浩之はどんな青年で、どんな風に演じたいと考えていらっしゃいますか?南くんは小さくなってしまう前は、ちよみからも「完璧な人」というイメージを持たれているんですけど、小さくなってしまってからはワガママな部分や完璧ではない部分をちよみに見せていきます。そういうギャップを大切に演じていきたいです。そして関係性が変わっていきながらも、視聴者の方から応援される2人になれたら、と思います。― もしも15cmの手のひらサイズになったら、やってみたいことはありますか?実際にそんなシーンもあるんですけど、動物の上に乗ってみたいですね。動物に乗って、そのスピードを体感してみたいな…。チーターとか、速そうですよね。―ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。今作では僕的にも新しい挑戦がたくさんありますし、この作品を撮っていく上で飯沼さん演じるちよみとの掛け合いは大事にしていきたいと思います。見ている皆さんにも共感して、応援していただけるような、何度でも見たくなるような作品にしていきたいと思いますので、楽しみにしていてください!◆原案・内田春菊コメント南くんの方が小さくなる逆転版「南くん~」を、「南くんは恋人」というタイトルで描いたときは、時代が早かったのか…ファンレターが1通届いただけでしたが(笑)。時を経てこのバージョンでドラマになるなんて本当に感激です。惠和さんの作るシーンは私には到底思いつかないものばかりだし、キラキラしたお2人が逆転南くんをどう演じて、監督さんたちがどのように作り上げてくださるのか、心から楽しみにしています。◆脚本家・岡田惠和コメントまずは「南くんの恋人」の生みの親、内田春菊さんに感謝です。自分で関わっておきながら、こんなにドラマ化するってすごいことだなと思います。そして、今回「南くんが恋人!?」ご指名いただいて光栄です。お話いただいたときはちょっと震えました。おぉ、そんなことがやれるんだと。小さくなってしまうのが、女の子から男の子になることで、どんな新しい発見や、化学反応があるのか、とても新鮮で、楽しみながら紡いでおります。飯沼さんと、八木さんという、これからのドラマ界を担っていくであろうお2人にとっての代表作になるといいなと思っております。南くんシリーズは、ちよみと南くんを演じる若い俳優さんにとっては、宝箱のようなドラマです。いろんな種類のいろんな感情のお芝居の場がたくさんたくさんあります。素敵な経験になると思います。お2人が町中で「ちよみちゃん」「南くん」と声をかけられるようになったらと思いながら書かせていただいてます。かつての「南くん」を体験して、懐かしいと思ってくださる方も。南くん初体験の方も楽しめるドラマになっていると思います。たのしくてせつない物語をお届けしたいと思っております。【Not 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