【モデルプレス=2024/04/16】女優の生見愛瑠が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?~』(毎週火曜よる10時〜)に出演している瀬戸康史(せと・こうじ/35)。モデルプレスのインタビューでは、撮影現場の様子や、夢を叶える秘訣を語ってくれた。【写真】山本美月&瀬戸康史、美しすぎるウェディングショット◆生見愛瑠主演「くるり〜誰が私と恋をした?~」本作は、ある事故で記憶喪失になった主人公・緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶を失くし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れることで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。瀬戸は、まことの自称“元カレ”でフラワーショップの店員・西公太郎、神尾楓珠が自称“唯一の男友達”で元同期の朝日結生、宮世琉弥が自称“運命の相手”板垣律を演じる。◆瀬戸康史「くる恋」芝居は「エチュードをやっている感覚」― 脚本を読んだ感想を教えてください。瀬戸:ラブコメ要素としてすごく面白いと思いましたし、そこにミステリーが加えられて、いろいろな意味でドキドキしました。オリジナル作品なので僕たち自身もどうなっていくのか全く分からないですが、 早く次の台本が来ないかなとワクワクしています。今は5話までもらっているのですが、意外な展開が待っていて…、現場でもそれについて話しました。火10枠というのもありますし、キュンキュンさせたいと思います。― これまで撮影してきた感想をお願いします。瀬戸:まことだけではなく、やっと朝日や律とも絡み出したので、ここから男性陣の小競り合いがあるのか、ないのか…。また「こことここも繋がっていた」といったような謎解きや、新たな展開が楽しみです。お芝居をするうえで、セリフはありますがエチュードをやっている感覚なのでナチュラルな会話は面白いです。― 公太郎に共感するところはありますか?瀬戸:公太郎はとても優しくて気持ちを正直に伝えるようなタイプだと思っています。押し付けがましい優しさではなく、さらっといろいろなことをこなす人で、そこが似ていると思います。もし自分が公太郎だったら、口数は多くないですがまことに対して何も言わずに見守るのではなく、前向きに行動できるような言葉を言っていると思います。さらっと言うところがテーマだと思うので、胸キュンシーンも力まず、狙わずというのは心がけています。◆瀬戸康史、人と比べて悩んだ過去― キャスト発表時に「10代、20代のときにみんなに好かれよう、嫌われたくないと良い顔をして悩んでいた」とコメントしていましたが、そのような考え方から脱却できたきっかけを教えてください。瀬戸:年を重ねていろいろな経験を積んだからだと思います。誰が売れていて、誰が売れていないかと気になる時期もありましたが、人と比べることにくたびれたというのもあるかもしれないです。人と比べたり、みんなに好かれようとしたりすることはだいぶ無理をしていたんだと自覚して、自分自身を大切に、嘘をつかずに生きていきたいと思うようになりました。◆瀬戸康史、生見愛瑠・神尾楓珠・宮世琉弥の印象― 生見さんの印象を教えてください。瀬戸:みなさんが思っている通りの明るい方です。ただそれだけではなくて、毎シーン出ていると言っても良いくらいの分量を連日撮影していてセリフ量もすごくありますが、現場で疲れている様子もなく、いつもフラットにいてくださるので現場の士気もすごく上がりますし、スタッフさんも彼女の明るさからプラスのエネルギーが溢れている気がします。その人間力がすごいなと思っています。― 神尾さんと宮世さんの印象を教えてください。瀬戸:神尾くんも宮世くんもとっても真面目です。僕がその年齢だった頃よりもかなりしっかりしていると思いますし、お芝居に対する内に秘めた熱さがすごく伝わってくるので頼もしいです。神尾くんはコメディチックなシーンも多いですが、パッと切り替えられるので器用だなと感じます。― 瀬戸さん流の距離の縮め方はありますか?瀬戸:ツッコむことです。この間の『オールスター感謝祭’24春』(6日放送)のときに番組のテーマ曲を何度も聞いていたので、「明日にも残っちゃいそうだね」と生見さんと話していたら、生見さんは少し抜けた部分もある子なので「それ、ノロウイルスですね」と言ったんです。「は…?」と思って、「ノイローゼのこと?」と聞いたら「そうです!そうです!」と返ってきました(笑)。神尾くんは利き目があるみたいで「利き目を右から左に変えたいんです」とか言う子なので、「え?それどういうこと?」とツッコんでいます。◆瀬戸康史、村方乃々佳の女優魂に圧倒― 現場での印象的なエピソードを教えてください。瀬戸:乃々佳ちゃん(村方乃々佳)が撮影の準備をしているときに、「パポパポパ」みたいな少しふざけた言葉で話しかけてくるので、僕や生見さんとかも「アババババ」みたいにノッて返すんですが、その間にも監督からの指示は出ていて、聞いていないかと思いきや本番でちゃんとできるんです。逆に僕たちが聞いていなかったときもあってすごいと思いました。― すでに女優魂を発揮しているんですね!瀬戸:すごく器用と言いますか、ただふざけているだけではない冷静な部分もあるんだと思い、びっくりしました。現場のムードメーカーです。◆瀬戸康史の夢を叶える秘訣― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、瀬戸さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。瀬戸:俳優は自分の夢ではなかったんです。うちのように母親の夢を息子に託して、それが今は僕の目標や夢になるパターンもあるので、夢を持っている人はそのまま追いかけて良いと思いますし、輝いて見える人に道を提案してあげることも一つの手だと思っています。― ありがとうございました。(modelpress編集部)◆瀬戸康史(せと・こうじ)プロフィール1988年5月18日生まれ、福岡県出身。身長174cm。2005年に所属事務所のオーディションを経て芸能界デビュー。主な出演作は連続テレビ小説『まんぷく』(2018/NHK)、ドラマ『パーフェクトワールド』(2019/カンテレ・フジテレビ系)、『私の家政夫ナギサさん』(2020/TBS系)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022/NHK)、『霊媒探偵・城塚翡翠』(2022/日本テレビ系)、『院内警察』(2024/フジテレビ系)、映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(2022)『ルパンの娘』シリーズなど。映画『愛なのに』では、「第44回ヨコハマ映画祭」にて主演男優賞を受賞した。6月7日には映画『違国日記』の公開が控えている。◆「くるり~誰が私と恋をした?~」第2話あらすじ勢いで会社を辞めてしまったまこと(生見愛瑠)は、就職活動に励んでいた。しかし記憶を失っているために、自己PRはもちろん、長所や短所がうまく答えられずに就職活動は難航していた。朝日(神尾楓珠)からは「向いてる仕事」を紹介され、律(宮世琉弥)からは「自分の人生を幸せにする」のが仕事と言われ、公太郎(瀬戸康史)からは、「好きなことを仕事にしてみれば」とアドバイスされるが、その好きなことさえ分からないと落ち込むまこと。何がやりたいかはわからないが、まずは何をやれるのか自分を知ろうと、朝日と一緒にさまざまなことにチャレンジする。そんなある日、公太郎のフラワーショップに律が訪れ、少しずつ律の正体が見え始めるが…?公太郎、朝日、律と接するうちにまことが見つけ出した“やりたいこと”とは?【Not Sponsored 記事】