【モデルプレス=2024/02/23】阿部サダヲが主演を務めるTBS系金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(毎週金曜よる10時〜)。ここでは登場人物の家族関係に関する視聴者の考察をまとめる。【写真】「ふてほど」磯村勇斗が謝罪した“不適切”シーン◆阿部サダヲ主演「不適切にもほどがある!」阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言を炸裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディの要素も持つ完全オリジナルストーリー。ユーモア溢れる登場人物のキャラクターや台詞に幅広い世代が関心を寄せ、大きな反響を集める中で、回を追う毎に昭和と令和の家族にまつわる考察も続々と浮上。ここでは、まだ明らかになっていない市郎の周囲の家族関係について視聴者の考察をまとめていく。◆「ふてほど」渚(仲里依紗)の母親は純子(河合優実)?4話の最後には、令和を生きる渚(仲里依紗)が秋津くん(磯村勇斗)に向けて幼少期の写真と思しきものを送信。そこには風貌こそ変わっているものの、市郎の娘の純子(河合優実)が小さな女の子を抱き上げて写る姿があり、渚がこの写真を持っているということは渚の母親が純子であり、渚の祖父は市郎である説が有力に。純子の過去のホームビデオでは母と一緒にピンク・レディーの「渚のシンドバッド」を練習する姿もあることから“渚”という言葉に対して何か思い入れがあると推察する声もあった。さらに、タイムマシンの開発者である令和の井上(三宅弘城)は昭和と令和の人間が触れ合おうとするとタイムパラドックスにより“ビリビリ”が発生してしまうと説明。昭和の純子と令和のキヨシ(坂元愛登)にはそれが現れていないものの、昭和の井上くん(中田理智)とキヨシがキスを試そうとしたり、昭和の市郎が令和の渚の胸に触れようとしたりすると“ビリビリ”が流れ、行動を妨げられている。こうしたことから“ビリビリ”は血縁関係のあるものが交わろうとして歴史の改ざんに触れそうになる場合に発生するとも捉えられ、キヨシの母のサカエが井上との間にキヨシを産んだことから、将来的には父子関係にあるキヨシと井上くん、そして祖父と孫の関係にある市郎と渚にはこの現象が発生しているのではないかと考える声もあった。◆「ふてほど」古田新太と錦戸亮が同一人物?また渚は4話の最後に市郎へ父親を紹介。そこにはゆずる(古田新太)の姿があり、市郎が「お父さん!」と声をかけると、ゆずるも市郎に向けて「お父さん…!」と感慨深げな様子で返す少々シュールな場面が流れた。渚の父親がゆずるであることが明らかになったが、このゆずるを演じる古田には普段ないほくろがメイクで足されていることがわかる。目と口の左下にそれぞれあるほくろは、5話のゲストとして出演する錦戸亮のほくろの位置と一致。こうしたことから、昭和で純子は、錦戸が演じるゆずるとみられる人物と結婚し、令和となり歳を重ねた姿を古田が演じているのではないかという考察が多数だった。◆「ふてほど」市郎(阿部サダヲ)と純子(河合優実)は令和で死んでいる?また、渚は2話での市郎との会話の中で「阪神・淡路大震災の年に母が亡くなっている」と告白しているため、母が純子であった場合令和には既にいない可能性が高い。さらには、ゆずるが呼んだ「お父さん…!」という言葉のニュアンスはどこか“確認”の意味も込められたような言い方であるとも考えられ、ゆずるにとっては中々会えなかった義父との対面になっていた可能性もあると読まれている。昭和と令和を行き来し、その中で同じ登場人物の過去の姿や未来の姿も描かれていくからこそ、本当の関係性が複雑化し、考察が盛り上がる同作。明るいだけではなさそうなストーリー展開に視聴者の熱はさらに高まるばかりだ。◆「不適切にもほどがある!」第5話「父親に会って欲しい」と渚(仲)に連れられた市郎は、ホテルのラウンジで犬島ゆずる(古田)と対面していた。なぜか市郎のことを「おとうさん」と呼ぶゆずるに対し、 “おとうさん”はそっちだとイライラする市郎。そのやり取りを見ていた渚は、市郎にある写真を見せるのだった。一方、昭和では、サカエ(吉田)がひょんなことからキヨシ(坂元)のクラスに不登校の生徒がいることを知る。キヨシも令和では不登校だったと知った純子(河合)は、キヨシにその子の話し相手になってあげればと提案。SNSのない時代にどう連絡を取ったらいいものかと頭を抱えたキヨシは、昭和ならではのある連絡手段を思いつき?(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】