満島真之介、20歳当時の壮絶経験明かす「携帯も借りてる部屋も解約」「ボロボロ涙が出てきて」<さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~> | NewsCafe

満島真之介、20歳当時の壮絶経験明かす「携帯も借りてる部屋も解約」「ボロボロ涙が出てきて」<さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~>

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「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」制作発表会見に登壇した満島真之介(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/01/08】俳優の西島秀俊が主演を務めるTBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜よる9時~/14日スタート/初回25分拡大スペシャル)の制作発表会見が8日、都内にて行われた。俳優の満島真之介が20歳の頃の思い出を語った。

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◆満島真之介、20歳前後で自転車旅

同日は成人の日。満島は自身の20歳の頃を思い返し、「20歳の時に自転車で日本一周してまして。まだ役者になる前で、映画の助監督をやってたんですけど、 裏方でずっとやっていて、自分の中でも『20歳になる瞬間って、どこで何をしている瞬間に20代に入るんだろう』ってずっと考えてたんですよ。それで19歳の最後、残り2週間、『あと2週間あるぞ、旅に出てみよう』と思って、自転車だけを買って、全部携帯も借りてる部屋も解約して回ったんですね」と誕生日直前にした大きな決断を明かした。

そして和歌山県の端の海岸に辿り着き、その場所は雨が多い地域だったそう。「19歳の残り3日がずっと大雨に打たれながら山道を走ってたんですよ。『こんなに20代まで行く坂は高いか、こんなに人生というのは乗り越えなきゃいけないものがたくさんあるんだ』と思って。で、20歳になった日に晴天だったんですね。ボロボロ涙が出てきて。海沿いで『20代頑張るぞ!』って言って」と壮絶な経験の末、貴重な20歳の誕生日を迎えられたと振り返った。

さらに「あの時に表現をしたいなと思ってこの業界に出る側になったんですよ。そこでまた20歳になる瞬間に思った、自然からもらった『ここから何か皆に元気を与えていきたい』という思いが、そこから15年ぐらい経ちましたけど今でもずっとあるので」と今でも糧となった経験だと言い、「やっぱり若い時の経験とか、自分で決めたことをやり遂げるっていうのはすごく大事なことだと思う」と吐露。最後には「僕も言霊を大事にしてるので、一言だけ言わせてください。このドラマ、大ヒットします!!!」と大声で言い放ち、会場を盛り上げていた。

◆西島秀俊「さよならマエストロ」は「力を与えてくれるドラマ」

最後に西島は、本作を「1人ではなかなか乗り越えられない傷を、人が繋がることで一緒に乗り越えられるドラマです」と説明。「観るときっと『あぁ明日から頑張ろう』『皆でやれば頑張れる』という何か力を与えてくれるドラマになっているんじゃないかと思っています。本当に小さなお子さんから大人まで楽しく観られるドラマですので、ぜひたくさんの方に観ていただいて、何か人を信じることだったり自分自身を信じることだったり、未来を信じることを感じ取っていただけたら、こんなに幸せなことはありません。どうか、楽しみにしていてください」と呼びかけた。

なお今回の会見には西島・満島のほか、芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、石田ゆり子、津田寛治、玉山鉄二が登壇。満島の役柄はまだ発表されておらず、本人も「謎の男なのでちょっとまだ話せません」と話して笑いを誘っていた。

◆西島秀俊主演「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」

西島が演じるのは20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)・夏目俊平。大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。

5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は夏目のもとを去り、夏目自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の楽団の指揮をするために数十年ぶりに帰国する。そんな夏目の娘・響(ひびき)を演じるのは芦田。父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響は、5年前の“ある事件”をきっかけに父と決別していた。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる。

世界的天才指揮者の彼が、なぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか。そして、5年ぶりの娘との再会。天才ゆえに娘の気持ちがわからない夏目が、父としてもう1度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく。さらに、本作の大きな見どころとなっていくのは、廃団寸前の市民オーケストラに主人公の俊平がきて、俊平にしかできないやり方で個性豊かな団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていこうとするサクセスストーリーである。(modelpress編集部)

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