【モデルプレス=2024/01/06】お笑いタレントの明石家さんまが、5日放送のNHK Eテレ『スイッチインタビュー』(毎週金曜よる9時30分~)に出演。自身が考える笑いについて語った。【写真】明石家さんま、表参道での“神対応”が話題◆明石家さんま「笑いは“緊張の緩和”だけ」この日は、サッカー日本代表・森保一監督と対談したさんま。森保監督から「天才に見えるが、努力や練習はするのか?」と聞かれ、さんまは思ってもみない問いかけに思わず吹き出してしまった。そして、「我々、努力とか練習を見せちゃいけない商売なので」と少し真面目な表情でお笑い芸人の本質を伝えつつ、「頑張ってしてますよ。練習も努力も」と恥ずかしそうに明かした。さらに、さんまは「笑いっていうのは、“緊張の緩和”だけなんです」「言葉を変える、間を変える。そういうやり方で色んな芸人が新しく新しくしていってるんですけど、結局最終的には“緊張の緩和”にいく」と自らが考える笑いについて言及した。また、「いつも『笑いの本出してください』とかいう話も来るんですけども、『1ページやぞ』と(答える)」「1ページ目に“緊張の緩和”って書いたら、あと(のページ)はメモ帳になるのが笑いの五輪書なんですよ」と熱い口調で持論を展開した。◆明石家さんまが説く“笑いの基本”は?「基本を大事にしているのか?」という質問に何度も頷いたさんま。「結局、基本がしっかりしている、板(舞台)の上に立ってる回数でかなり違ってきますね。『地肩が強い』って我々は言うんですけど」とたくさんの場数をこなすことが大切だと説いた。続けて、「この間、三浦大知くんっていう歌手の人に話聞いたら、『ダンスが激しく、歌も高音で厳しい。これを別々に稽古しちゃダメ』なんですって」とダンスとボーカルを引き合いに出した。その上で、「『ダンスしながら歌う人は、その練習でしか筋肉がつかない』って。それ聞いて、ものすごく『そうか、俺もそうしてきたか』っていう感じでしたね」と臨機応変に笑いを生み出せる秘訣と経験を打ち明け、森保監督からは感嘆の声があがった。(modelpress編集部)情報:NHK【Not Sponsored 記事】