【モデルプレス=2023/09/17】俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン/毎週日曜よる9時~※最終話は79分SP)の最終話が、17日に放送された。ラストの展開が話題を呼んでいる。<※ネタバレあり>【写真】「VIVANT」視聴者衝撃のラストシーン◆堺雅人主演「VIVANT」本作には、主演の堺のほか、阿部寛、松坂桃李、二階堂ふみ、二宮和也、役所広司ら豪華俳優陣が集結。別班(国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊)の乃木憂助(堺)は、テントのリーダー、ノゴーン・ベキ(役所)が父であることを突き止め、その実態に迫っていく。◆別班・公安・テントがタッグテロ活動を請け負って得た金で孤児を救っていたテント。さらに貴重な資源である高純度のフローライトが大量に眠っている土地を買い、それらを採掘して莫大な利益を得ることで半永久的に孤児たちを救うことを目標に動いていた。テントのNo.2・ノコル(二宮)の親友でフローライトの共同出資者のゴビ(馬場徹)が政府と手を組み採掘主導権を握ろうとしていたことを突き止めた乃木は、テント側につき、公安の野崎守(阿部)に協力を要請。別班・テント・公安の協力体制が完成した。◆乃木(堺雅人)、ベキ(役所広司)を撃つベキは自身と幹部のバトラカ(林泰文)・ピヨ(吉原光夫)の逮捕を条件としてのみ、ゴビたちの逮捕を見守って公安とともに日本へ。しかし、ベキたちは日本到着後に逃亡。実は公安の新庄浩太郎(竜星涼)はテントの優秀なモニター(工作員)で彼らの手助けに動いていたのだ。ベキの本当の標的は日本ではなく、日本にいる内閣官房副長官で元公安部外事課の上原史郎(橋爪功)だった。かつてバルカで公安の任務に当たっていたベキは、内乱で自身と家族に危険が及んだ時に当時の上司である上原が自分たちを見捨てたことを恨んでいた。妻・明美(高梨臨)の「私たちをこんな目に遭わせたやつを、私は絶対に許さない。復讐して」という言葉、そして上原への憎しみを胸に、ベキは上原の元へやってきたのだった。しかし、そこに乃木もやってくる。上原を囲み銃の向け合いとなるが、乃木は苦渋の決断の末、ベキたち3人を撃ち、ベキは倒れながらも「よくやった。憂助、お前は私の誇りだ」と告げた。◆ラストに“別班饅頭”乃木はノコルへ、ベキたち3人の銃には弾が入っていなかったと報告。ノコルはベキが日本に渡る前に「憂助は必ず私を追ってくる。私を殺されなければならない立場だ。任務のため、大義のため。父親の命より国を守ることを優先する。憂助が私を殺すなら、日本もまだまだ見どころがあるということだ。憂助に止められるなら、明美も許してくれるだろう」と言われていたことを明かす。「お父さんは憂助に撃たれて幸せだったはずだ。ありがとう、兄さん」と言い、バルカに墓を建てたいと話すノコルに、乃木は「皇天親無く惟徳を是輔く(天は公平で誰かを贔屓することはなく、 徳のある人を助けるものだ)」ということわざを告げ、「花を手向けるのはまだ先にするよ」と言い残した。その後、医師の柚木薫(二階堂)、薫の担当する病気持ちの少女・ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)と神田明神で再会した乃木。感動のハグを交わすが、そこで乃木の別人格Fが脳内に登場し、「おいおいおい良いところ悪いけどよ、憂助。そろそろ見たほうがいいんじゃねえの?置いてあるぞ」と言い放つ。乃木の目線の先には、一つの別班饅頭が置かれていたのだった。◆「VIVANT」ラストに反響殺到別班饅頭は実際にドラマグッズとしても発売されているもので、視聴者は別班饅頭が映し出されたラスト3秒に衝撃。「次の別班の任務ってこと…?」「これは続編?」「最後の最後まで謎だらけ」などの声が寄せられていた。また乃木が残した意味深なことわざや「花を手向けるのはまだ先にするよ」という言葉から「ベキたち3人は生きてるんじゃない?」「お父さん死んでないのでは…!!」と根底からひっくり返すような考察コメントも多数上がっていた。(modelpress編集部)情報:TBS【Not Sponsored 記事】