開演定刻を迎え、場内が暗転すると、そんなステージにSexy Zoneが登場。オープニング曲「BUMP」をド派手な炎の特効を多用した攻撃的なパフォーマンスで繰り広げ、冒頭から“新章”を強く印象付ける。躍動感たっぷりの振り付けと曲中セリフで沸かせた「Freak your body」でも盛り上げると、続く「極東DANCE」では「声出していいんだぞー!?」と佐藤勝利が絶叫。ファンも精一杯の歓声の声で応え、会場は一層熱を帯びる。
「Take A New Step」は、それを駆使したスタイリッシュな世界観に釘付け。「Cream」はせり上がったステージごと回転し、バックダンサーと共に椅子を使った振り付けや軽快なステップでも魅了した。花道の床にもLEDが使用され、彼らの足跡と連動したような光の映像で始まった「Trust Me, Trust You.」はファンタジックかつ神秘的なムードで。歌詞の一部が床のLEDに流れる演出にも目を奪われた。
ラストスパートは、東京の夜の街並みをバックに、ゴールド衣装の4人+バックダンサーの群舞で魅せる「Purple Rain」が迫力満点。そして映像を挟み、9月20日リリースのシングルから「本音と建前」(菊池主演のカンテレ・フジテレビ系火ドラ★イレブン『ウソ婚』(毎週火曜よる11時~)主題歌)と「Try This One More Time」(中島が日本語吹替版主役を務める映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』日本語吹替版主題歌)を初披露。グルーヴィーなサビのサウンドが印象的な「本音と建前」は、イントロが流れると一気に会場のボルテージが上がり、歓声に包まれる。「Try This One More Time」ではエモーショナルなラップで更に会場を一つにし、最高にピースな時間を作り上げた。