【モデルプレス=2023/06/27】歌舞伎役者・俳優の市川猿之助容疑者(47)が27日、母親の自殺を手助けした疑いで警視庁に逮捕されたことを受け、歌舞伎の制作を手掛ける松竹株式会社が同日、公式サイトを通じてコメントを発表した。【写真】三宅健が鋭い視線 市川猿之助主演「藪原検校」迫力ビジュアル◆市川猿之助容疑者逮捕、松竹がコメント松竹の公式サイトでは「市川猿之助に関しましては、引き続き、お客様をはじめ、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。「本日、警視庁より、市川段四郎夫妻の死去に関連して市川猿之助が自殺幇助の容疑にて逮捕されたことが発表されました」と報告し、「これまで数多くの歌舞伎公演に出演いただいた弊社としましては、このような事態に至りましたことを重く受け止めております」とコメント。今後の対応については、「弊社といたしましては、本件が猿之助の家族内の事件であることにも鑑み、司法による最終的な判断がなされるまでは、会社としての見解について申し上げることは差し控えさせていただき、今後の捜査等を見守りたいと存じます。ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」と伝えている。◆市川猿之助容疑者、自殺ほう助の疑いで逮捕猿之助容疑者は5月18日、父親の段四郎さんと母親とともに自宅で3人で倒れている姿が発見され、緊急搬送。両親は死亡していることが確認されており、死因は向精神薬中毒とみられていた。報道によると、その後の捜査関係者への取材で猿之助容疑者が母親へ睡眠薬を渡した疑いが強まり、この日警視庁が猿之助容疑者を逮捕。現在、段四郎さんが亡くなった経緯についても慎重に調べているという。なお、同日に所属事務所もコメントを発表し、「現在、本人は警察の取調べを受けていると認識しております。このような事態に至りましたことを重く受け止め、今後も当局の捜査に協力して参ります。また、司法による最終的な判断がなされるまで、所属契約に関する見解について申し上げることは差し控えさせて頂きます」と伝えていた。◆市川猿之助容疑者、歌舞伎役者・俳優として活躍猿之助容疑者は1975年11月26日生まれ、東京都出身。2012年6月、二代目市川亀治郎改め、四代目市川猿之助を襲名した。歌舞伎役者としてはもちろん、俳優業での活躍も目覚ましく、ドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ/2015年)、「ブラックペアン」(TBS/2018年)、「半沢直樹」(TBS/2020年)など数々の話題作に出演。最近では、「最初はパー」(テレビ朝日/2022年)「鎌倉殿の13人」(NHK/2022年)に出演し、その多彩な表現で視聴者を引きつけていた。(modelpress編集部)◆全文市川猿之助に関しまして平素より格別のお引き立てを賜りまして誠にありがとうございます。市川猿之助に関しましては、引き続き、お客様をはじめ、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。本日、警視庁より、市川段四郎夫妻の死去に関連して市川猿之助が自殺幇助の容疑にて逮捕されたことが発表されました。これまで数多くの歌舞伎公演に出演いただいた弊社としましては、このような事態に至りましたことを重く受け止めております。弊社といたしましては、本件が猿之助の家族内の事件であることにも鑑み、司法による最終的な判断がなされるまでは、会社としての見解について申し上げることは差し控えさせていただき、今後の捜査等を見守りたいと存じます。ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。◆主な相談窓口いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)ナビダイヤル:0570-783-556午前10時~午後10時フリーダイヤル:0120-783-556毎日午後4時~同9時毎月10日:午前8時~翌日午前8時【Not Sponsored 記事】