【モデルプレス=2024/11/20】豪華俳優陣による壮大なストーリーと随所に散りばめられた伏線で回を重ねるごとに盛り上がりが加速するTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜よる9時~)。医学生・千景役を演じる女優の片岡凜(かたおか・りん/21)にインタビューし、注目ポイントや今後の展開について聞いた。【モデルプレスインタビューVol.2】【写真】片岡凜、“ホスト狂い”女子大生役で雰囲気ガラリ◆神木隆之介主演「海に眠るダイヤモンド」同局系ドラマ「アンナチュラル」(2018)、「MIU404」(2020)など数々のヒット作を生んだ、脚本・野木亜紀子×監督・塚原あゆ子×プロデューサー・新井順子という強力チームが再集結した本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントとなる。◆片岡凜「海に眠るダイヤモンド」応援しているキャラクター― 毎週楽しく拝見していますが、過去パートでは複雑な恋愛模様が話題を集めていますよね。片岡:もう大変なことになっていますよね(笑)。台本で読んでいましたが、実際に画として見ているとキャラクターがより分かるので「これからどうなるんだろう?」と、いち視聴者としてもすごく楽しんでいます。― 特に思い入れがあるキャラクターはいますか? 片岡:個人的に、リナ役の池田エライザさんのお芝居が色気もあって素敵だなと思っているので、いつも「頑張ってください」と陰ながら応援しています。◆片岡凜が語る野木亜紀子脚本の魅力― 片岡さんから見た野木さんの脚本の魅力を教えてください。片岡:一人ひとりのキャラクターを大事にしてくださっていて、キャラクターを演じられている役者さんに対しても思いやりを持たれている印象を受けました。きっと他の脚本だったらセリフに入らないだろうなという何気ないセリフがたくさんあって、小さな感情の揺れ動きを大事に描かれているんだろうなと思いました。― ご自身のセリフの中でもそのように感じたポイントはありますか?片岡:セリフではないのですが、千景がホストクラブに通っていたことが家族にバレてしまった時、両親への反抗的な気持ちもありつつ、少し反省しているようなことが伝わる描写があって、千景のことを可愛らしい女の子だなと感じました。◆片岡凜、いづみ(宮本信子)の正体・今後の展開に言及― いづみ(宮本信子)の正体についてもネット上で様々な考察が上がっています。片岡:5話でついに明かされるいづみさんの正体は脚本を読む前から少し知っていたのですが、読んでいざ分かった時にもう1回1話から読み直しました!― 片岡さんが気になっている伏線ポイントはありますか?片岡:直接的ではないかもしれませんが、現代と過去で描かれている物事の状況が全く違う中で、違うなりに何か通じるものがあるのではないかと思っています。千景役として自分にどんな役割があるのかなと台本を読みながらずっと考えています。― 今後の見どころを教えてください。片岡:やっぱり過去と現代のギャップを感じる部分や対比は、この作品で一番重要なポイントになると思うので、今後千景がどう関わっていくのか楽しみにしていただきたいです。― 片岡さん自身も過去と現代の対比を感じる瞬間が多いのでしょうか?片岡:はい。オンエアを観ていて、過去パートは生きることに対しての価値がすごく強くてパワーを感じる一方、現代はどこか欠落しているように見えます。千景も両親のお金で遊んでいる描写があって、過去と現代での印象はだいぶ違う気がします。★Vol.3へ続く!(modelpress編集部)◆片岡凜(かたおか・りん)プロフィール2003年10月6日生まれ、群馬県出身。2021年に開設したTikTokとInstagramが注目を集め、芸能界入り。2022年、優里「レオ」のミュージックビデオで女優デビュー。同年、TBS系金曜ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」でテレビドラマ初出演を果たす。その後、「ボーイフレンド降臨」(2022/テレビ朝日)、「リエゾン -こどものこころ診療所-」(2023/テレビ朝日)、「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(2023/TBS)、「柚木さんちの四兄弟。」(2024/NHK)など話題作に次々と出演。2024年、NHK連続テレビ小説「虎に翼」での怪演が大きな話題を呼び、一躍脚光を浴びる。最近では、フジテレビ系ドラマ「嘘解きレトリック」にも出演し、月9初出演を果たした。◆「海に眠るダイヤモンド」第5話あらすじ現代。いづみ(宮本信子)の家に、DNA鑑定の結果が届く。はたしていづみと玲央(神木隆之介)に血縁関係はあるのか。次々と明らかになる真実。2018年に生きるいづみは一体誰なのかーー?1958年12月。「全日本炭鉱労働組合」の意向に従い、一平(國村隼)や進平(斎藤工)たち鉱員は、期末手当の賃上げを求める“部分ストライキ”を行なおうとしていた。しかし鉄平(神木隆之介)たち鷹羽鉱業側は、鉱員たちの要求を退け、鉱山のロックアウトを実施。ロックアウトされると賃金自体が出ないため鉱員たちは生活に困るのだ。父や兄、そして家族同然に思う鉱員たちと対立するという不本意な事態に、労働組合制度の仕組みに疑問を持つ鉄平。そして鉱員たちの間では、ロックアウトを選択した炭鉱長の辰雄(沢村一樹)への不満が蔓延していた。そんな中、リナ(池田エライザ)は進平に、自身の悲しい過去を語り始める。【Not Sponsored 記事】