アンジュルム・リーダー竹内朱莉、史上初の横アリ公演で15年の活動に幕スマイレージ時代蘇るメドレー・卒業定番曲で涙も＜ライブレポート／セットリスト＞

【モデルプレス＝2023/06/21】ハロー！プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムが21日、横浜アリーナにて「ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE『アンジュルムより愛をこめて』」を開催。同公演をもって、現在リーダーを務める竹内朱莉は、同グループ及びハロー！プロジェクトを卒業。ここでは同公演をレポートする。＜ライブレポート／セットリスト＞

【写真】アンジュルム竹内朱莉、メンバーカラー赤×青の華やかドレスで卒業

◆竹内朱莉、リーダーとしてアンジュルムを牽引

竹内は2011年10月にスマイレージ（アンジュルムの前グループ）の2期メンバーとしてデビュー。2015年からは中西香菜とともにアンジュルムの初代サブリーダーに就任、2019年からは2代目リーダーに就任し、中心メンバーとしてグループを牽引してきた。

3月18日から行ってきたツアー「ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE」をもって、竹内はグループおよびハロー！プロジェクトを卒業。会場には約12000人のファンが駆けつけ、約14000人がライブビューイングを鑑賞した。

開演前から青いペンライトで照らされていた会場に、書道で正師範の実力を持つ竹内の書いた「愛」という文字がスクリーンに大きく映されると、水色の衣装に身を包んだメンバーが登場し『ぶっ壊したい』で元気よく幕開け。

その勢いのまま『出すぎた杭は打たれない』『マナーモード』と盛り上げると、竹内が冒頭のセリフを務める『人生、すなわちパンタ・レイ』でさらに会場は沸き立った。

◆アンジュルム、スマイレージ楽曲メドレー披露

続くMCで、「もう今日私卒業するらしい」とまだ実感が湧いていない様子の竹内だったが「とにかく楽しんで最高の10人の集大成、最強のアンジュルムを皆さんにお見せしたい」と放った言葉通り、『赤いイヤホン』『愛されルート A or B？』『次々続々』『悔しいわ』『ドンデンガエシ』と、5曲連続でフルスロットルパフォーマンス。

スマイレージの2期生として加入した当初からこれまでのイベントやMV撮影、アンジュルムの2代目リーダーとして数々のメンバーを送り出してきた歴史を振り返るVTRを経て、同公演のために用意されたカラフルな衣装を身にまとい『私、ちょいとカワイイ裏番長』で観客にコールを煽ったメンバー。

『ミステリーナイト！』で艶っぽい一面も見せると、真っ赤なジャケットを羽織った竹内がセンターステージでソロ歌唱した『タチアガール』からスマイレージ時代の楽曲を、メンバーを変えながら7曲連続のメドレーで披露。

最後に全員で披露した『スキちゃん』では、メンバー1人ひとりに向けた「スキちゃんスキちゃん！」というコールに会場が包まれ、メンバーからは「みんながスキちゃん！」と愛を送り合った。

◆アンジュルム、メンバー続々と涙

メンバーが卒業する際の定番曲となっている『交差点』のイントロが流れ出すと、スクリーンには竹内と各メンバーが映し出され、次々と涙で歌声を詰まらせる場面も。竹内も顔を手で覆い、10人が肩を寄せ合って感謝を伝えた楽曲には拍手が沸き起こり、竹内の卒業シングルとなる『同窓生』でも温かい空気に包まれていた。

そして「このMCで言おうとしたの『（『交差点』で）泣きませんでしたけど、ちゃんと』って。でも泣いちゃいました」とお茶目な一面も見せた竹内。『アイノケダモノ』『Survive～生きてく為に夢を見んだ』と再び会場を熱くさせると、『46億年LOVE』『愛すべきべき Human Life』『大器晩成』でラストスパートを最高潮に盛り上げた。

◆竹内朱莉、ファンへの感謝伝える

アンコールにて、スマイレージ時代のメンバーカラーである赤と、アンジュルム時代のメンバーカラーである青のチェック柄の衣装で登場し、ソロ曲『行かなくちゃ』で自身の思いを歌い上げた竹内。セレモニーでは「長い間沢山の愛と幸せな時間を本当にありがとうございました！」と改めて感謝を伝えると、『旅立ちの春が来た』でとびきりの笑顔を見せた。

MCで、現役メンバーとしては1番長く活動をともにしてきた佐々木莉佳子が「竹さんのリーダーまじ最高でした！ずっと一緒にいてくれてありがとうございました」と竹内がリーダーに就任してからの活動を振り返り「とてもチャーミングで、時々適当で、本当に面白い背中をたくさん見させてくれて、追いかけさせてくれてありがとうございます」と涙ながらに感謝の言葉を。

また、川村が「メンバーのことを守ってくれたり、心を温めてくれるヒーローみたいな存在」、上國料が「竹内さんの明るさに何度も何度も救われてきました」など、思いを語り涙していたメンバーに、竹内が「ありがとう」「頑張れー！」と温かい言葉をかけ続ける場面もあった。

最後は、これからの眩しい未来を感じさせる『夏将軍』『友よ』で熱いライブを締めくくった。（modelpress編集部）

◆竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」セットリスト

1．ぶっ壊したい
2．出すぎた杭は打たれない
3．マナーモード
4．人生、すなわちパンタ・レイ

MC

5．赤いイヤホン
6．愛されルート A or B？
7．次々続々
8．悔しいわ
9．ドンデンガエシ

VTR

10．私、ちょいとカワイイ裏番長
11．ミステリーナイト！
12．メドレー（タチアガール～ええか！？～ねぇ先輩～エイティーンエモーション～「良い奴」～プリーズミニスカポストウーマン！～スキちゃん）
13．交差点
14．同窓生

MC

15．アイノケダモノ
16．Survive～生きてく為に夢を見んだ
17．46億年LOVE
18．愛すべきべき Human Life
19．大器晩成

＜アンコール＞
20．行かなくちゃ（竹内朱莉ソロ曲）

＜セレモニー＞
21．旅立ちの春が来た
22．夏将軍

＜ダブルアンコール＞
23．友よ

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