町田啓太「僕は玉子を目指します」唐沢寿明からまさかのアドバイス<連続ドラマW フィクサー> | NewsCafe

町田啓太「僕は玉子を目指します」唐沢寿明からまさかのアドバイス<連続ドラマW フィクサー>

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「連続ドラマW フィクサー season1」完成披露試写会に出席した町田啓太 (C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/03/31】俳優の町田啓太が31日、都内で開催されたWOWOWオリジナルドラマ『連続ドラマW フィクサー season1』(毎週日曜よる10時~※シーズン1は全5話)完成披露試写会イベントに出席。自身の役柄について語った。

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政界、財界、法曹界など、どこの世界にも物事には表と裏がある。本作は世の中を裏から操る“フィクサー”=設楽拳一(唐沢寿明)の暗躍と金と権力に群がる人間たちを描き、3シーズンにわたる大型ドラマシリーズとして展開する。この日は主演の唐沢、そして共演の藤木直人、内田有紀、小泉孝太郎、要潤、小林薫、西浦正記監督も出席していた。

◆唐沢寿明、自身の役柄は「ひたすら気持ち悪い」

主演の唐沢はグリーンのスーツ姿で登壇し「まりもっこりです」「だから緑色のスーツなんじゃないんですよ。役でこれは着ているんです」と挨拶代わりにジョークを飛ばした。そんな唐沢が演じる設楽が接近する新聞記者・渡辺達哉を演じる町田は「こんな重厚な作品で、しかも大先輩方とご一緒できて、本当にすごく光栄です」と出演の喜びを語った。

完成した作品について唐沢は「俳優ってすごいなあって思いました」「ここにも来られていない役者さん、たくさんいらっしゃいますけど、本当に皆さんすばらしくてね。それに感心しました。僕の役は本当にひたすら気持ち悪いだけでね」と発言。「『きもいな、こいつ』っていう。ごめんなさいね。なんか軽口ばっかり叩いて」と笑った唐沢は「謎が多いんですけど、気持ち悪いんですよね(笑)。見たらわかると思うんですけど」と話していた。

◆町田啓太「マザコンと言われてもいいです」

初の新聞記者役に関して問われた町田は「新聞記者、僕も周りにあまりいないんですけれども、新聞社に勤めている方にいろいろ聞くと、その中での政治部、とんでもない競争だと。我が我がと、我が先に我が先にという、そういう社会の中で生きている。そういう人間なんだろうなと思ったときに、すごく前のめりな人物なんだろうなと思ったので、そこはすごく大切にやれたらいいなと思いました」と回想。

そして「ちょっとマザコン?板倉(小泉)さんにちょっと言われたりしちゃいますけれども。っていうところもあるんですけど、僕も母リスペクトなので、マザコンと言われてもいいです」と笑顔を見せた。これを受けたMCに「ご自身と近しい部分がある役どころ」とまとめられると、町田は「マザコンということでは(笑)。今ちょっとまとめられましたけど」と笑っていた。

達哉に手を組むことを提案する警視庁捜査一課刑事・板倉晃司を演じた小泉は「今僕の頭の中はマザコンでいっぱいなんですけど(笑)、確かにありましたね。ね、町田君。『ちょっとマザコンだからな』みたいな。そのときに意外に本番で『あれ?受け入れたぞ』みたいな感覚があったので、今のコメントを聞いて納得しました(笑)」とコメント。重厚な作品の中で晃司と達哉がコーヒーを飲むシーンについては「ほっと一息するようなシーンをもらったかなと思っています」と語っていた。

これに頷いた町田は「コーヒー仲間ですからね。板倉さんとは。色々出てくるんですけれども、それは楽しみにしてもらいたいなと思うんですけど。どんどん二人で協力関係になったりしたりもするんですけど、なかなか楽しくて。今仰っていましたけど、孝太郎さんの笑みをこんな至近距離で見れるなんて、僕はそれがご褒美だなってちょっと思いました。すごくうれしかったです」と小泉との共演を楽しんだ様子だった。

◆内田有紀、唐沢寿明を絶賛

設楽と協力関係にある報道番組キャスターの沢村玲子を演じた内田は「先ほどから『気持ち悪い』って何度かおっしゃっていましたけど、全くそんなことなくて!めちゃくちゃかっこいい唐沢さんが今回見られます」と唐沢の芝居を絶賛。これを聞いた唐沢は「陰で何度も『気持ち悪い』って言ってたじゃない」といじり、内田は「言ってない(笑)!」と即否定。

続けて内田は「唐沢さんいつもこうやってちょっと軽口を叩かれるんですけど、今回唐沢さんと共演させていただくのは初めてなんですね。ですが、いろんな方から、それこそ共演者の方から『唐沢寿明さんと共演すると、お話がすごく面白いから、お芝居がしづらくなるよ』って聞いたことがあるんですよ(笑)。ね、唐沢さん。だけど今回、お話最初は全然しなかったですよね」と振り返り、唐沢は「僕、この作品に賭けているので」と返答。内田は「大丈夫ですか?おかしいキャラクターが」と白い歯を見せ、唐沢は「さっき2~3回壁にぶつかってるから」とユーモアたっぷりに返していた。

その後も役柄について「きもい」を連呼する唐沢に、内田は「人間というのは黒い部分から白い部分もあって、その黒い部分を引き受けているのが今回の唐沢さんなんですけど、きもいだけじゃないじゃないですか(笑)」とフォロー。「人間の心理をドキッとさせるような演出がたくさん随所に散りばめられているので」と見どころをアピールし「きもいだけではございません!」と力説した。

内田の熱弁を聞いていた唐沢は「僕にもね、町田君みたいな時期があったんですよ。こう見えても『王子様』って言われてた」「王子様に点が付いて玉子になっちゃって、それで今はきもいっていうのになっちゃった。あなたもそうやって年齢を重ねれば、そういう順番。点が付いたら玉子になっちゃうんだよ?」と発言し、会場は爆笑。町田は「僕は玉子を目指します」と手本にしたい様子で、唐沢は「まずは玉子を目指していって、最終的には俺みたいにきもくなって」と不思議なアドバイスを送っていた。

その後、達哉の母・渡辺響子を演じた斉藤由貴が寄せたメッセージ動画が上映される一幕も。斉藤は町田について「きちんとお芝居をされる方。そこにすごく健やかに自分のエネルギーを注入するタイプの役者さんだなと思って」「彼という存在を見ながら自分の役柄を構築していた部分というのはあります」と称賛の言葉を送っていた。映像に向かって「お母さん!」と嬉しそうに手を振っていた町田は「嬉しいですね~。別にマザコンだからという意味ではないんですけど(笑)。斉藤さんと初めて今回やらせていただくんですけれども、初めての感じがしないくらい。家のシーン・二人のシーンとかも結構あるんですけれども。親なので。すっごく楽しくて。何でもやっていいんだなと思わせてくれる斉藤さんの感じが僕はすごく好きで、毎回現場に行くのが楽しみ」と白い歯を見せていた。(modelpress編集部)

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