「いつやるの?今でしょ!」のキャッチフレーズで大ブレイクした予備校講師でタレントの林修(50)が、先日放送された「林先生が驚く初耳学」(TBS系)に出演。
「ビリギャル」こと「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(KADOKAWA)のエピソードに対し、「コメントしたくない」と切り捨て話題になっている。
「『ビリギャル』の内容は本のタイトルそのままのノンフィクションで、偏差値30のギャルがカリスマ塾講師の指導により成長する内容で、多くの人々を魅了したベストセラーです。有村架純(23)主演で映画化もされ、彼女が金髪ギャル姿になったことも話題になりました」(映画ジャーナリスト)
実話だからこそ、大ヒットしたのかな?
「しかし、林先生は番組内でこの物語を『僕はハッキリ言ってまったく感動していません』と真正面から批判しました」
えっ、どうして?
「実を言うと『ビリギャル』の主人公が受験した『慶応SFC』は受験科目が英語と小論文のみだったんです。そんな裏話にも触れながら、『そこだけ訓練すれば、数人に1人程度は合格できる』と断言しました」
そうだったのか…。
「確かに『ビリギャルは奇跡だ』と話題になりましたが、受験科目の少なさや、そもそもの主人公が進学校内の落ちこぼれで、元は頭のいい子であることから、『話を盛りすぎている』と感じた人も多かったようです」
進学校内のビリだったら、落ちこぼれでも何でもないじゃん!
「もちろん、出来の悪い子を持つ親にとっては希望に胸膨らむ話でした。しかし、親の夢を壊す真実をテレビであそこまで話すなんて普通はできない」
発言で何か不都合なことでもあるのかな?
「当然ですよ。資金力のないKADOKAWAはともかく、映画を配給した東宝が怒ったら、林先生なんか圧力で簡単にテレビから消すことができるんです。林先生は一種の営業妨害をやっているわけですからね」
なるほど、それは言える…。
「だからこそ、ネット民もその勇気を評価し『林先生は芸能界に染まりすぎてなく、一般人寄りで好き』『なんて真っ直ぐな人なんだ』と絶賛されていました」(先の映画ジャーナリスト)
林先生はわかりやすい説明だけでなく、理性を感じる毒舌で新たな人気を得るのか?
《NewsCafeゲイノウ》
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