3月31日、「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)の20代目「うたのおねえさん」を務めていた三谷たくみ(30)が番組を卒業し、4月から21代目の小野あつこ(年齢非公開)にバトンタッチした。
「『おかあさん…』は1959年に始まった歴史ある幼児向番組なため、子どもの夢を壊さないように非常に厳しい制約があることで有名です」(芸能ライター)
どんな制約?
「たとえばファッションやネイルの場合、派手なものはダメです。立ち食いや、ビキニの着用、パチンコ、競馬、NHK以外のテレビ出演なども禁止されている」
それは厳しい…。
「厳しさはそれだけではありません。番組のイメージに大きく影響を与える恋愛スキャンダルはもってのほかで、うたのおねえさんは結婚や妊娠はもちろん、恋愛も禁じられているんですよ」
それって、おかしくない?
「おねえさんだって、健康な女性なら恋愛もすればキスだってします。ところが、NHK的な考え方では、うたのおねえさんは聖母マリア的な存在であって、女ではいけないわけです」
信じられない!
「実は三谷の交代は濃厚車内キスが週刊誌で報じられたからです。このスキャンダルで恋愛禁止の掟を破ったからクビになった」
じゃあ、恋愛さえしなければ三谷は継続してうたのおねえさんでいられたの?
「どうでしょう。恋愛禁止の掟破りは風俗産業でアルバイトする規則違反に次いで厳しいですが、まだまだ些細な掟があるんです」
どんな掟?
「飛行機が欠航して収録に間に合わないなどのトラブルを避けるため、海外旅行が禁じられているほか、人をはねたり飲酒運転するリスクから自動車やバイクの運転も一切禁止されています。驚いたことに、ごく普通のスポーツまで禁止で、ここまでハードな規則を破らず数年間も自分を抑え続けるなんて、今どきの若い女性には難しいかもしれませんね」(先のライター)
おねえさんではないが、先月には1999~2003年まで「歌のおにいさん」として活躍した歌手、杉田光央=あきひろ=(51)が覚醒剤所持で現行犯逮捕された。杉田は、おにいさん時代から覚醒剤疑惑があったというが、杉田がクスリにはまったのも、厳しい規制の裏返しなのかもしれない。
《NewsCafe》
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