デーブ・スペクター、勇気ある発言の波紋 | NewsCafe

デーブ・スペクター、勇気ある発言の波紋

芸能 ニュース
SMAP解散騒動もようやく収束に向かっているが、テレビプロデューサー、デーブ・スペクター(61)が「今のテレビ界はおかしい」と発言したことが、ネット民から絶大な支持を得ているという。 「デーブがレギュラーで生出演する『サンデージャポン』(TBS系)で、『ジャニーズの報道しているのがスポーツ紙か週刊誌だけなんですよ。日常的にSMAPを使っているからテレビ局が一番パイプあるのに、一切独自取材していないのはおかしくないですか?』と問題提起しました」(芸能ライター) 確かにジャニーズに関しては、テレビ局が今まで独自取材をしたことは一切なかった。なぜなの? 「もしマイナス報道をしてジャニーズ事務所を怒らせれば、所属タレント全員を引き揚げるという事態になるからです。高い視聴率が期待できるアイドルグループ・嵐を含め、ジャニーズタレントは歌や司会、俳優などの各部門でかなり重要な位置を占めています。だから、出演NGになると損失はかなり大きい」 確かにそれがテレビ業界の実情ではある…。 「だから、テレビ界がジャニーズの批判などできるはずがないんです。一方のスポーツ紙は購読者が激減し、不景気なので悪口を書いてお金をもらうしか生き残る道はない。テレビは持ち上げ、スポーツ紙は悪く言う役割分担が出来上がっているわけです」 誰も言わないタブーをデーブが発言したことで、ネット民はどう反応した? 「大多数が絶賛する意見でした。『よく言ってくれた。今後も芸能界とテレビ局の癒着をどんどん暴いて』『テレビ局はあれだけ当事者に節操なく取材するくせに、SMAPのメンバーにも事務所の社長にも1社としてインタビューしない。おかしいよ』など、大いに盛り上がりましたね」 デーブが覚悟を決めてテレビであそこまで言ったのに、普段は毒舌のテリー伊藤(66)や爆笑問題の太田光(50)が賛同しなかったのはなぜ? 「やはり『あいつを降ろせ』と言われるのが怖かったんでしょう。ジャニーズと芸能界のドン率いる大手事務所の2大勢力の悪口をテレビで言えば、一昔前ならほぼ100%干されました。だからベテラン芸能人ほど、その怖さをよく知っているんです」(先のライター) デーブはこれからも芸能界から干されるリスクをものともせず、ぜひ本音で発言し続けてほしい。
《NewsCafe》
page top