記者「過去に数々の好感度ランキングで、常に上位に位置してきたタレント、ベッキー(31)の人気が、最近急降下しているようなんです」
デスク「ハーフタレントの中では力も持ってるし、ああ見えて実力で亜細亜大学経営学部を卒業してる努力家で勉強家のベッキーが、か?」
記者「彼女の評判を落としているのは、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)です」
デスク「うーん、知らん。どんな番組?」
記者「番組はタレントや一般人にハプニングを仕掛け、その様子を隠しカメラで観察するもの」
デスク「な~んだ、ドッキリか…」
記者「10月から毎週2時間の長時間番組となることも決定しています。しかし、この番組の評判は悪くなるばかりなんです」
デスク「何かニオウけど、その評判がよくない理由は?」
記者「名前を変えただけで『元祖ドッキリカメラ』(日本テレビ系)のパクリですからね。結局は素人をダマしてそれを笑うという趣味の悪い番組をタイトルを『モニタリング』と変えることで、心理学研究に通じるような崇高なイメージを持たせているんです」
デスク「なるほど…」
記者「しかし、『買春』を『援助交際』と言い換えているような低俗さは隠せないってことです」
デスク「素人をダマす部分に、ベッキーが関わっているから好感度が落ちたってか」
記者「それもありますが、やはりモロにやらせ番組じゃないですか。たとえば、素人以外を相手にした企画として、失礼な記者のインタビューに芸能人がどんな対応をするか試す人気企画があります。これが100%やらせ確実だから、視聴者の怒りを買うんです」
デスク「なぜヤラセとわかる?」
記者「インタビューであれほど失礼な質問をする記者なんていませんよ。そんなことをしたら、その事務所のタレントからは今後出入り禁止になってしまう。それに、売れっ子芸能人に対して、カメラマンや編集者の同伴なしに記者だけのインタビューはありえないから、芸能人もすぐに嘘と気づくはずです」
デスク「実際に芸能人が激怒したら放送できないから、仕掛けられたほうもヤラセとわかっている必要があるわけか?」
記者「もちろんです。特に出版社の社長が子ども同伴でインタビューに来るなんて誰が信じますか?」
デスク「そりゃそうだ」
記者「また、同番組のもうひとつの人気企画『木倍さん』も嘘くさい。明るいベッキーが、自身の性格とは対照的で地味で暗い人を演じ、一般人に気づかれるかどうかを試すんですが、キャラが変人すぎます」
デスク「木部…キベさん…、ベッキーをひっくり返しただけじゃん」
記者「そうそう、いくら変装してもあんな怪しい行動を取ったら、逆に目立ちすぎるでしょう。木部さんは人気キャラクターとなっている一方、ネットではあまりに非常識な振る舞いから『調子に乗りすぎ』と批判されています」
デスク「ベッキーもそのキャラで、"いい子"のイメージを壊そうと必死なのかも…」
記者「しかも、木部さんがここまで有名になっていれば、声だけでベッキーだとバレるはず。この部分でもヤラセ疑惑が持ち上がっています」
デスク「結局ベッキーは、いつも優等生を演じることに疲れ、今度はやりたい放題の木部さんで自らを癒しているのかも…ね」
《NewsCafeゲイノウ》
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