日本の離婚率は1960年代から上昇し続け、2002年に戦後最高値を記録した。では以降は減っているのかといえば、婚姻率そのものが減少。そのため、相対的に離婚率も減少傾向にあるだけで、離婚割合で見れば増加している。この数年間、結婚している夫婦が離婚する割合は約3割にも及んでいるという。
離婚の原因については大多数の夫婦が「性格の不一致」を挙げているが、この中には「性の不一致」、いわゆるセックスレスも含まれていると見ていい。「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップル」と定義されるこの現象は、果たして離婚原因として周囲から認められるのか。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「セックスレスが原因で離婚。これってアリ?」という調査を実施した。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…66%】
■セックスレスは裁判で勝てるほどの立派な離婚事由です。
■触れ合えない関係は、夫婦として破綻しています。
■レスされてる人にしか苦しみはわからないと思う。
■子供が欲しいのにセックスレスとか当然離婚だと思う。
■ヨソに求めたら怒るくせに…。結局、セックスの相性って重要です。
■実際、お前とはムリだと言われて別れた。女もいないくせに!
■愛は、心身両面で確かめ合うべきものだと思います。
■結婚てソレだけじゃないけど、大事なものは人によって違うからね。
■知人は旦那の毎日の強要が辛くなり、3年後に別れました。
■私がそうだっから。
【ナシ…34%】
■「レスになる原因」が離婚の原因だと思う。
■大事な事だけどそれ以上にその人を愛せる部分があれば離婚しない。
■セックスだけが夫婦でいる意味? 今まで積み重ねてきた絆が有るでしょ?
■それで離婚するようではもともと愛情がなかったということ。
■子供が生まれてからレスですが、主人が一番だと思うし仲良し。
■しなくても良くなる時期がくる。
■別になくても構わない。むしろ友達夫婦のほうがいい。
■レスでも心がお互い通じてればいいんじゃないかな!!
結果は【アリ派】が7割近くの多数派。【ナシ派】にも「セックスレスという現象そのものでなく、そうなった原因を離婚要因に挙げるならばアリ」という意見が多く見られた。セックスレスの定義は前述のとおりだが、便宜上「カップルのうち、どちらかがセックスをしたいと望んでいるのに、長期間それができない状態」を指すのが一般的だ。
要は、「毎日派」「月に一度派」などは同様のペースの人と。また、心が繋がっていればセックスは必要ないと思うなら、「同じ考えの人」を結婚相手に選べば問題はない。そうでない限り、いずれは歪みが生じるが、その歪みを調整できるかどうかは"夫婦次第"ということだろう。
離婚率のみならず、晩婚化や少子化も問題視されて久しい昨今である。"結婚"という制度を、真剣に見つめなおす時なのかもしれない。
[文・野村裕子]
[写・from a second story.]
《NewsCafeアリナシ》
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