【Snow Man目黒蓮インタビュー前編】「SAKAMOTO DAYS」実写主演は「未知との戦い」拳の皮が剥けるまで猛特訓・ふくよかボディ変貌…徹底した役作りに迫る | NewsCafe

【Snow Man目黒蓮インタビュー前編】「SAKAMOTO DAYS」実写主演は「未知との戦い」拳の皮が剥けるまで猛特訓・ふくよかボディ変貌…徹底した役作りに迫る

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた目黒蓮(C)モデルプレス
【モデルプレス=2026/04/08】人気漫画『SAKAMOTO DAYS』が、ついに実写映画化。全ての悪党が恐れた伝説の殺し屋・坂本太郎を演じるのは、俳優として着実にキャリアを積み上げるSnow Manの目黒蓮(めぐろ・れん/29)だ。原作の熱烈なファンである彼が本作で挑んだのは、自身のイメージを覆す“ふくよかな姿”。スマートな姿との二面性を体現すべく、4時間超えの特殊メイクや拳に血が滲むほどの猛特訓を積み重ねた。目黒が「自分のために出演したいと思った」と語るほど心血を注いだ撮影の舞台裏について聞いた。【インタビュー前編】

【写真】目黒蓮、“140kgふくよかボディ”&スマート姿で別人級の変貌

◆目黒蓮主演「SAKAMOTO DAYS」

2020年11月より集英社「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は26巻刊行、全世界累計発行部数は1500万部(デジタル版を含む)を突破する同名コミック。目黒演じる、全ての悪党が恐れる凄腕の殺し屋だった主人公・坂本太郎は、ある日コンビニで働く女性に一目惚れをしてあっさり殺し屋を引退。結婚、娘の誕生を経て、ふくよかな体型になった彼は「坂本商店」を営んでいたが、突如懸賞金が懸けられたことで、次々と悪党が迫り来る。愛する家族との平和な日常を守るため、次々と襲い来る客と戦う【日常×非日常】のソリッドアクションストーリーである。メガホンをとるのは、コメディの鬼才・福田雄一監督だ。

◆目黒蓮「SAKAMOTO DAYS」実写化への覚悟

― 『SAKAMOTO DAYS』との出会いを教えてください。

目黒:友人から「めちゃくちゃ面白い」と勧められたのがきっかけです。実際に読み始めたら一気に引き込まれてしまって、早く続きが知りたいと読み進めていました。

― 実写化は難しいと言われていた中、いざご自身が作品の世界に入り込み、坂本を演じることになった際はどのようなお気持ちでしたか?

目黒:原作に対してリスペクトを持っていたので、お話をいただいた時は驚きとともに、純粋に嬉しさが込み上げました。それと同時に、原作ファンの方や、僕と同じようにこの作品を愛している方がたくさんいらっしゃると思うので、みなさんにしっかり届くものにしたいと感じました。まだ作品を知らない方にも、僕が原作に触れた時に感じた面白さを、スクリーンを通して伝えていきたいです。実写映画にするということは、生身の人間が動いて、その一つひとつの熱量が繋がって映像になるということ。その実写ならではの良さをしっかり引き出して、幅広い層の方に喜んでいただける作品にしたいという覚悟もありました。

― 原作ファンとして、初めてセットに足を踏み入れた際はいかがでしたか?特に印象に残っているロケーションやセットがあれば教えてください。

目黒:『SAKAMOTO DAYS』といえば、やっぱり「坂本商店」ですよね。セットも原作の世界観を忠実に再現しているのですが、同時にそこでリアルなアクションを繰り広げなければならないので、アクションの動線もしっかり練られた広さや配置になっていて、あらゆる要素が計算されて作られた「坂本商店」になっているなと感動しました。そこにいるだけで不思議と落ち着くような感覚もあって一番印象に残っています。

◆「自分のために」挑戦したかった理由

― 演技のお仕事に関して、これまでは「観てくださる方に“何か伝えたい”」という想いで挑むことが多かった中、本作については「自分のために出演したい」とお話しされていました。その“自分のため”という言葉には、どのような想いが込められているのでしょうか。

目黒:まず、お話をいただくずっと前から原作が大好きだったんです。単行本の1〜2巻が出たばかりの頃から読んでいましたが、まさか自分が実写で坂本を演じさせていただく日が来るなんて、当時は1ミリも思っていませんでした。それほど作品そのものが好きだったという想いが一つあります。そしてもう一つは、僕自身が今、アクションにすごく興味があって、どんどん突き詰めていきたいと感じていたからです。また、コメディにも挑戦してみたいという気持ちもあって、僕が好きなものや挑戦したいと思っているものが凝縮されていた作品だったので、「自分のために出たい」という想いがありました。

― 実際に撮影を終えてみて、“自分のためになっている”という実感はありますか?

目黒:とにかく楽しかったですし、やりがいがありました。クランクインの最初のシーンから、さっそくふくよかな状態の坂本だったのですが、午前中は全て特殊メイクの時間に使うので、撮影を始められるのは早くても午後からになるんです。ようやく“ふくよかな坂本”の姿に慣れ始めた頃にコメディシーンを撮ったのですが、アクションシーンと同じくらい汗をかきました(笑)。観てくださる方を笑わせるために、これほど全力にならないと笑ってもらえないのか、そこまで突き詰めないとコメディとして成立しないんだ、ということを痛感しました。また、初日から福田雄一監督の現場の熱気を肌で感じることができました。アクションも、笑いも、どうすればスクリーンを通して、みなさんに届くのかということに全力で挑んでいて、全てのシーンで同じくらいたくさん汗をかいていました。

◆4時間超えの特殊メイクで挑んだ“ふくよかな坂本”の裏側

― 推定体重140kg の“ふくよかな坂本”を特殊メイクで演じると聞いた時はどのような心境でしたか?

目黒:未知でした。特殊メイクの分量もかなりのものですし、その状態でどこまで自分が戦えるのか。だから、次々と出てくる問題に対して、どう攻略して改善していくか、スタッフの方々と一つひとつを潰していく作業の連続でした。特殊メイクも改良に改良を加えていって、まさに未知との戦いでした。少しでも自分が頑張って太れたら…と考えたりもしましたが、劇中ではスマートな坂本も演じなければならないので難しく、プロのお力を借りて、特殊メイクの改善点を見つけながら進めていきました。そんな“未知”にみんなで挑んでいく過程は、すごくワクワクしました。

― 初めて“ふくよかな坂本”のビジュアルをご覧になった時はいかがでしたか?

目黒:すごく面白くて、思わずたくさん写真を撮っちゃいました(笑)。特殊メイクを担当してくださったプロのみなさんも、ここまでの規模の特殊メイクは経験したことがないとおっしゃるほど大掛かりなものでした。毎回4時間ほど鏡の前に座って、プロの技で少しずつ坂本太郎が出来上がっていくのですが、その過程を見ているのもすごく面白かったです。

― “ふくよかな坂本”になったご自身の姿を鏡で見るのは徐々に慣れてくるものですか?

目黒:自分で見るのは、だんだん慣れてきました。ただ、スタジオやロケでいろいろな撮影場所に行く時、“フル装備の坂本”あるいは“一部だけ坂本”という特殊な状態の時もあったんです。移動中に関係者以外の方とすれ違うと、本当にみなさんを驚かせてしまうレベルのビジュアルで(笑)。もし僕が一人で歩いていたら、より一層びっくりさせてしまうだろうなと思ったので、なるべく一人では動かないように、常にマネージャーさんやスタッフの方と一緒に歩くように気をつけていました。

◆ストイックなアクション練習・撮影の裏側「とにかく練習しまくるしかない」

― 坂本を演じるにあたって事前に準備したことを教えてください。

目黒:アクション練習をしていました。自分にとって未知の部分が多かったので、とにかく練習しまくるしかないと思っていました。本番で実際にやってみてどうなるかは、その時になってみないと分からないですが、飛び込む前の準備として、この『SAKAMOTO DAYS』の魅力であるアクションを、自分の生身でどこまで表現できるか。その限界に挑むために、ひたすら練習をしていました。

― 普段からトレーニングをされているかと思いますが、今作のアクションに向けて、さらに専門的な動きも取り入れられたのでしょうか?

目黒:トレーナーの方が構えてくださる大きなマットに、どう腰を乗せて蹴り込むかといった、アクションの基礎から始めました。劇中では凄まじいスピードでの連打もあったので、ひたすらマットを殴り続ける練習をしていました。そうしたら、拳の皮が剥けて少し血が出てしまったんです。でも、練習している最中はとにかく一生懸命なので、自分でも全く気づかなくて(笑)。終わった後に「あ、皮が剥けて血が出ちゃったな」と気づいて、次から気をつけようと思いました。

― 様々なアクションの中で、楽しいと感じた瞬間や新たな発見はありましたか?

目黒:アクションもお芝居もそうですが、決して1人でやっているという意識ではなく、相手との掛け合いをしっかり感じられた瞬間に楽しいと感じます。今、相手と通じ合えているなと実感できる時が一番嬉しいです。今回は、坂本の“ふくよかな姿”と“スマートな姿”、両方の姿でアクションシーンがあります。スマートな状態になると、体がよく動く感覚になるのですが、ふくよかな姿でも同じくらいしっかり動けないといけないので、あらゆる状況を想定した練習を重ねて撮影に臨みました。いざ撮影に入ると、予想外のことがたくさん起きたので、スタッフの方々がいろいろなことを考えてサポートしてくださいました。まさに、一緒に戦っていました。

― ギミックの多いアクションもたくさんあったかと思います。坂本ならではの道具使いで苦労したことや楽しかったことを教えてください。

目黒:坂本が日常の中にあるものを武器にして戦うというのは大きな魅力の一つです。撮影でも、身近なものをいろいろと活用しながら戦うのがすごく楽しかったです。演じていて特に面白いなと思ったのは、相手の銃を奪う時の奪い方がすごく速くて「うわ、映像になったら面白いだろうな」と思いながら演じていました。

― アクションシーンで特に手応えを感じているシーンは?

目黒:大変だなと思ったのは、重心を低く保った状態でのアクションです。お腹が出ているビジュアルなので、しゃがみ込むだけでも難しいのですが、その低い位置のまま、いかにスピードを上げられるのか、ということに苦労しました。ふくよかな坂本のままスピード感を出すのが本当に難しく、納得がいかなくて何度もテイクを重ねたカットもあります。心の中で「ちくしょう!」と悔しさを感じながらも、「いや、絶対に行ける。やるしかないんだ」と自分を鼓舞して、ようやく納得のいくスピードで動けた瞬間は「よし!」と手応えを感じることができました。

◆目黒蓮、アクションへの飽くなき探求心

― 今作でアクションを経験されたことで、今後さらに挑戦したいという想いは強まりましたか?

目黒:もちろん、常にあります。アクションは以前からすごく興味がありますし、アクションといってもいろいろな形があると思うので、どんなものにもチャレンジできるよう、いつでも動ける自分でありたいです。

― 具体的に挑戦してみたいアクションは?

目黒:今回はワイヤーアクションなども含め、ギミックの多い表現をたくさん経験させていただきました。だから次は、道具も仕掛けも何も使わないアクションに挑戦してみたいです。

◆“ふくよかボディ”ゆえの意外な苦労とは

― スタッフやキャストのみなさんと「共に戦った」というお話がありましたが、座長としてチームの士気を高めるために意識していたことを教えてください。

目黒:座長として何ができていたのかは分かりませんが、正直に言うと、ふくよかな姿の時はみなさんとコミュニケーションを取るのが難しくて。特殊メイク中、とんでもない量の汗が出てしまって、汗をかきすぎるとメイクが取れて修復に1〜2時間かかるので撮影が止まってしまうんです。だから、みなさんに迷惑をかけないためにも、本番以外は、いかに汗をかかないかという闘いでした。熱中症対策として、特殊メイクの下の肌に触れる部分に氷水を通す特殊な冷却装置を用意していただいたりもしました。僕は普段、セッティング中や撮影合間もなるべくその場にいて現場の空気を感じたいタイプなのですが、今回ばかりは毎回その冷却装置の場所に戻る必要があったので、スタッフの方に連れて行っていただいて装置をつけて、周りで7~8人ぐらいのスタッフの方が扇風機をかけてくださるのですが、それでも汗がなかなか引かないんです。1回汗をかくと中にずっと溜まってしまうので、なるべく汗をかかないようにするという努力をするしか方法がなく、ひたすら“汗よ、引け”と祈るような気持ちで過ごしていました(笑)。

でも、上戸(彩)さんはそんな僕を面白がって、僕が話せない状態の時に話しかけてくださりました。本当はもっと笑って答えたいのに、笑うとメイクが動いて剥がれてしまうので「ちょっと笑わせないでもらっていいですか!?」と必死に堪えていました(笑)。僕の状況を分かった上で、僕が話せないからと気さくに声をかけてくださったり、現場を和ませてくださってありがたかったです。その分、スマートな姿の時にみなさんとお話できたらいいなと思って、文哉くんたちといっぱい笑ってお話ししていました。

★自身の“二面性”や相棒役・高橋文哉への信頼などを語ったインタビュー後編も公開中。

(modelpress編集部)

◆目黒蓮(めぐろ・れん)プロフィール

1997年2月16日生まれ、東京都出身。2020年1月にSnow ManとしてCDデビュー。俳優としては、2022年にドラマ「silent」(フジテレビ系)で難聴を患う難役を演じ脚光を浴び、同年公開の映画「月の満ち欠け」では日本アカデミー賞の優秀助演男優賞、新人俳優賞を受賞した。待機作に、FXのドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」シーズン2(Disney+)がある。

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