オープニングは、時計やトランプを用いた2012年公演のオマージュ演出からスタート。「まずは水田航生!」という、今や恒例となった呼び込みとともに水田がトップバッターで登場すると、若手から先輩メンバーまでが、かつて親しまれてきたペアやユニットで次々と姿を現す。クライマックスでは、長年「ハンサムライブ」を象徴する存在としてステージに立ち続けてきた小関が、10年来の仲間・松岡の合図でステージ下からせり上がり登場。2012年公演と同様に「THIS IS THE TIME」で幕を開けた。始まりを予感させる歌詞が印象的なこの楽曲は、全22人の歌声が重なり合うことで、パシフィコ横浜という大舞台に確かな“始まりの合図”を刻み込んだ。
「ハンサムHistoryメドレー」では、「PARTY RIDE」「So Free!」といったライブ定番曲が続き、会場の熱気はさらに高まる。「YES! WE CAN!」は久々の披露となり、岩崎、徳永、林、東島、山崎といったフレッシュなメンバーが新たな息吹を吹き込みながら、大切に歌い繋いだ。20年間の歩みを感じさせるメドレー構成が、世代を超えた“今”のハンサムを鮮やかに映し出す。
その余韻の中で披露されたのが、太田、小関、福崎、松岡、溝口による「Actions Over Words」。同楽曲は「HANDSOME FILM FESTIVAL 2017」以来の披露となり、繊細な動きや表情、そして芯のある歌声によって、彼らの表現力の幅を存分に感じさせた。
歌やダンスだけでなく、バンド演奏も「ハンサムライブ」の大きな魅力の1つ。2021年に結成された「ハンサム」初のバンド・CONFLICTによる「SEIZE THE DAY」では、ギターの鈴木仁を除く、ベース・渡邊、ドラム・細田、ボーカル・甲斐の3人が久々に集結。力強いリズムに甲斐の伸びやかな歌声が重なり、楽曲の途中では背中合わせになる渡邊と甲斐を見て、細田が思わず笑みを浮かべる場面も。音でつながる絆が、ステージ上に確かに存在していた。