兵庫県教育委員会は2025年11月27日、2026年度（令和8年度）高等学校進学希望者数等動向調査の結果を公表した。11月10日現在の希望倍率は、市立西宮（グローバルサイエンス）2.90倍、神戸（総合理学）2.35倍など。 高等学校進学希望者数等動向調査は、2026年春に卒業予定の兵庫県内の国公立中学生を対象に、11月10日時点での第1希望校動向を調べたもの。2026年3月卒業予定者数は、前年度比107人増の4万3,167人。このうち76.6％にあたる3万3,053人が県内公立高校への進学を希望した。 全日制公立高校への進学希望者は前年度比827人減の3万1,840人。卒業予定者数に占める割合は73.8％で、前年度比2.1ポイント減となった。 学校・学科別にみると、市立西宮（グローバルサイエンス）が、定員40人に対して希望者数116人で、倍率2.90倍。姫路飾西（STEAM探究）が、定員40人に対して希望者数103人で、倍率2.58倍。姫路海稜（地域科学探究）が、定員40人に対して希望者数102人で、倍率2.55倍となり、3校が第1希望倍率2.5倍を超えた。 このほか、おもな学校の倍率（希望者数／定員）は、神戸（総合理学）2.35倍、長田（普通）1.13倍、姫路西（国際理学）2.18倍、兵庫（創造科学）2.03倍、宝塚北（グローバルサイエンス）1.33倍、加古川東（理数）1.78倍、小野（科学探究）0.93倍など。 2026年度兵庫県公立高等学校における推薦入学・特色選抜・連携型入学者選抜などは、2026年2月16日（一部の学校は17日も）に実施し、合格者を2月20日に発表する。学力検査に基づく選抜は3月12日、合格発表が3月19日。なお、願書受付は今年度からインターネット出願を導入しており、12月15日から志願者マイページの作成が始まる。
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