『トイ・ストーリー5』初映像 おもちゃの時代は終わり…!? タブレット端末キャラ初登場 | NewsCafe

『トイ・ストーリー5』初映像 おもちゃの時代は終わり…!? タブレット端末キャラ初登場

芸能 シネマカフェ/映画/洋画ニュース
『トイ・ストーリー5』(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
  • 『トイ・ストーリー5』(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
  • 『トイ・ストーリー5』(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
  • 『トイ・ストーリー5』(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
  • 『トイ・ストーリー5』(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
ディズニー&ピクサー『トイ・ストーリー』シリーズの最新作『トイ・ストーリー5』から、初映像が全世界解禁。「おもちゃの時代は、もう終わり」と記されたポスターも解禁となった。

おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃのかけがえのない絆をドラマティックに描き、世界中の観客を感動の渦で包み込んだ『トイ・ストーリー』シリーズ。本作は、ディズニー&ピクサーが原点に立ち返り製作する待望の最新作。

今回解禁された最新映像には、冒頭からお馴染みのおもちゃたちが続々登場するのだが…。

子ども部屋に届けられた箱を前に、レックスとスリンキー・ドッグはブルブル震え、目を覆い指の隙間から覗くフォーキーとカレン・ビバリー、恐ろしいモノを見たようなミスター・ポテトヘッドはすかさずミセス・ポテトヘッドの目を剥ぎ取り、ジェシーとブルズアイが怯えきっている表情を浮かべるシーンから映像は始まる

まるで30年前に『トイ・ストーリー』の冒頭で描かれた、“アンディの一番のお気に入りのカウボーイ人形ウッディたちのいる子ども部屋へ誕生日プレゼントとして届いた最新式のおもちゃ、バズ・ライトイヤーに恐怖するおもちゃたち”のシーンを思い出すような胸が高鳴る演出のさなか、この現実を受け入れられずにいるおもちゃたちへ突きつけられたコピーは「おもちゃの時代は…もう終わり?」という受け入れがたい現実。

おもちゃたちのライバルになるであろう届けられた箱の中身はなんと、令和の子どもたちも夢中になっているタブレット。「やったー!うれしい!ありがとう!」と大興奮するボニーにタブレットは「こんにちは!わたしはリリーパッド。一緒にあそぼう!」と、とびきり明るい声で話しかける。

映像のラストにはウッディとバズ・ライトイヤーが登場し、2人がリリーパッドという最新のテクノロジーに怯え、震えながら抱き合うというコミカルなシーンで『トイ・ストーリー5』初めての映像は幕を閉じる。

電子機器に夢中な子どもたちにとって、“おもちゃ”は必要?
イマジネーションあふれる世界”無限の彼方へ”進みつづけるピクサー・アニメーション・スタジオの最新作にしてシリーズ5作目『トイ・ストーリー5』で監督・脚本を務めるのは、『トイ・ストーリー』シリーズのすべてを手掛けたアンドリュー・スタントン。

ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであり、自身も1作目からシリーズに関わり続けるピート・ドクターは「彼はトイ・ストーリーのすべての映画で脚本を書いている天才です」と友人でもあるアンドリュー・スタントンを評している。

その彼がシリーズを通して語ってきたことは[おもちゃは子どもたちのためにあるもの]というテーマ。劇中で描かれるウッディとバズは対立することもありながら、おもちゃにとって一番大切なことは、“子どものそばにいること”だと信じている姿が描かれてきた。

しかしテクノロジーが溢れ、子どもたちが電子機器に夢中になっているいまの時代において“おもちゃ”の本当の役割とは何なのか?

アンドリュー・スタントンは「『トイ・ストーリー5』で、おもちゃたちはとても大変な状況に直面することになります。いまの子どもたちは電子機器に夢中。おもちゃはかないません。テクノロジーがどこにでもあるいまの時代、おもちゃには、携帯、タブレットなど、強力なライバルがいるのです」と話す。

また、ピート・ドクターは本作のテーマの1つを「トイ・ミーツ・テクノロジー(Toy Meets Tech)」と話し「いまウッディはボーと一緒に迷子のおもちゃたちを助けるために働いているし、バズとジェシーはボニーの部屋のリーダーで彼らは別々の所にいる。でもリリーパッドの登場で“本当に子どもに必要なこと”について、おもちゃたちは対立するのです。ウッディは助けを求められて戻ってきますが、ウッディとバズは意見がいつも合うわけじゃない。これ以上ネタバレしたくないから、ここからの展開は言わないでおきますね」と最新作の概要を明かしている。

ピクサーには、「過去作を上回る“語るべき物語”がある場合以外は続編を作らない」という信念があるが、彼らが自信を持って贈りだす“シリーズ最高”の物語に期待は膨らむばかりとなっている。

『トイ・ストーリー5』は2026年夏、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

特集

page top