ベストセラー小説「君のクイズ」2026年に実写映画化決定 特報・ファーストルックビジュアル解禁 | NewsCafe

ベストセラー小説「君のクイズ」2026年に実写映画化決定 特報・ファーストルックビジュアル解禁

芸能 モデルプレス/ent/movie
「君のクイズ」ファーストルックビジュアル(C)2026 映画『君のクイズ』製作委員会
【モデルプレス=2025/10/21】作家・小川哲氏の小説『君のクイズ』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)が、2026年に実写映画化されることが決定。あわせて、特報とファーストルックビジュアルが解禁された。

【動画】実写映画「君のクイズ」謎に包まれた特報映像

◆小川哲原作「君のクイズ」実写映画化決定

原作は『ゲームの王国』で第31回山本周五郎賞、『地図と拳』で第168回直木賞を受賞した小川氏が、2022年に発表した同名小説。“クイズ”という日常的なゲームを題材にしながらも、想像を超える緻密かつスリリングな展開で、各界から絶賛を浴びた本作は、その後、第76回日本推理作家協会賞も受賞。作家・伊坂幸太郎氏は「面白すぎる!!こんなに興奮する謎に出会ったのは久しぶりで、ミステリーとしても最高」と発表直後から賞賛し、またテレビプロデューサーの佐久間宣行は「一度本を開いたら、もう終わり」と本作帯へコメントを寄せるなど、10月21日時点で26万部を超えるベストセラーとなっている。

クイズという枠を超えた、知的エンターテインメントの傑作である本作が、映画という“舞台”に姿を変え、2026年に全国公開が決定。監督を務めるのは『ハケンアニメ!』や、現在公開中の『沈黙の艦隊~北極海大海戦~』を手掛ける吉野耕平氏。『沈黙の艦隊』シリーズ全体の演出も担っている。

物語の始まりは、賞金1000万円を賭けて戦う生放送クイズ番組“Q-1グランプリ”。世間が注目する1対1の早押しクイズ決勝戦、その最終問題で事件は起こる。張り詰めた空気の中、主人公・三島と争う対戦者・本庄絆は1文字も問題文が読まれてない中で早押しをして正解に導いてしまう。

◆「君のクイズ」特報・ファーストルックビジュアル解禁

今回、解禁となった超特報とファーストルックビジュアルは、本作のまさに根幹を成す謎「クイズ番組の優勝者は、なぜ問題を一文字も聞かずに正解できたのか?」を提示するコンセプチュアルな内容となっている。

映り込む男の背中、突如押されるボタン。さまざまなシーンがフラッシュで映し出される中“これは全国民へのクイズ”というメッセージが浮かび上がる。観るものすべてが“クイズの参加者”となる体感型映画『君のクイズ』。キャスト、スタッフ、公開日などは依然としてベールに包まれたままとなっている。(modelpress編集部)

◆原作者:小川哲氏コメント

「早押しクイズ」って、問題も文章だし解答も文章だし、実はとても小説と相性がいいのではないか―という仮説から始まった作品が、こうして映像化されることになって、原作者としても非常にワクワクしております。クイズと小説は相性がいいとはいえ、文章に移し替えることでいくつかの要素を表現しきれないのもまた事実です。解答者の表情や息遣い、ボタンを押したあとの緊張感、体の動きや細かな仕草、そしてピンポンの音。吉野監督の手によって、原作で伝えきれなかったクイズの魅力がみなさまの元へ届けられることを、今からとても楽しみにしております。

◆監督:吉野耕平氏コメント

クイズという宇宙を、言葉だけで極上のエンターテインメント小説に変換してしまった唯一無二の作品『君のクイズ』。そのあまりの面白さに、気がつけば読んだ直後に映像化への挑戦を決めてしまっていました。今思えば、もう少し立ち止まって考えてからでも良かったのかもしれません。果たしてこの小説の面白さを音と映像に再変換できるのか…?その映画化という史上最大の難問に挑むことになってしまいましたので。いくつかの幸運と無数の出会いに支えられてたどり着いた、映画『君のクイズ』。自分たちなりの一つの解答を世に送り出せる日が今から楽しみです。

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《モデルプレス》

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