本作は、天才棋士の父に人生を奪われた主人公・国見飛鳥が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマ。辛い過去と向き合いながらも、前に進もうとする力強い女性の姿が丁寧に描かれていく。

飛鳥(のん)と同じく、彰一(中村獅童)に強い憎しみを抱く元棋士・藤堂(藤木直人)。共通の因縁を持つ2人は「将棋で彰一に復讐する」ことを誓い、共に作戦を立てていく。
しかし、彰一と公式戦で対局するためには、飛鳥自身が史上初の女性棋士とならなければならないという高い壁が立ちはだかる。年齢制限のため奨励会への入会が不可能な飛鳥は、棋士編入試験に挑戦することを決意。

悔しさを噛みしめた飛鳥は藤堂に敗因を尋ねるが、「将棋をなめるな。お前は最弱だ。何もかもが足りない」と厳しい言葉を浴びせられる。
藤堂の厳しい指導のもと、飛鳥は谷底から這い上がるような修行の日々をスタートさせる。働いていた清掃会社をクビになった飛鳥は、礼子(倉科カナ)の家に居候することに。布団に入っても、幼い日に彰一にかけられた言葉や母の死など、過去の記憶が次々と蘇り、なかなか眠りにつけない。

翌日、「弱い自分から絶対逃げるな」という藤堂の言葉に導かれ、飛鳥は将棋クラブへ。翌週のアマチュア戦に向けて、フィードバックを受けながら毎日何度も対局を重ね、フラフラになるまで打ち込んだ。




飛鳥は、いよいよ決勝戦へ。勝負が拮抗する中、突然飛鳥の視界が歪み、大事な局面で体が動かなくなってしまい…。
龍也×由奈のハグ、そして“あのおじいちゃん”登場にSNSでも反響多数
第3話では、飛鳥が藤堂に紹介されて通うことになる将棋クラブで、飛鳥に将棋の基礎を厳しくも温かく教えるおじいちゃん・上田三吉役として、「地面師たち」(Netflix)で強烈なインパクトを残した五頭岳夫が出演。視聴者からは「めちゃくちゃ見たことある!」「あれ、あのおじいちゃん?」など続々とコメントが寄せられた。



感情が荒ぶる由奈を龍也はギュッとハグし、「由奈には地獄を味わってほしくないんだよ…」と本心を吐露。このシーンには視聴者からも「激メロすぎないか」「ドキドキでした」「ゆなちゃんの前にいる時の龍也が一番素の彼な感じがする」といったコメントが相次いだ。

